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14日間の隔離

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10/24(日)  日本に帰国してから新しい職場になり、しばらく忙しくて、更新できていませんでした 今後も忙しそうなので、マイペースで更新していこうと思います いつもどんな風に書いていたのか忘れていました 以前の記事を見て思い出しながら、書きました 14日間隔離したのは、半年前の話です  インドから帰国してから14日間の隔離をしていました 隔離期間中はテレワークで、すぐに次の勤務先の仕事を開始 以前、11月に帰国した時よりも隔離に関して厳格になっていました スマホにアプリをインストールし、毎日ボタンを押して位置情報の報告 メールで毎朝、体調チェックの回答 アプリの方は、毎日不定期に通知が来ますので外出できません 1日4回来るときもあれば、午前と夕方に1回ずつの日もあったりしました ビデオ通話のアプリもインストールしましたが、かかってきませんでした メールとアプリの回答が遅れたりした方々にビデオ通話がかかってくるのだと思います 2020年の11月に帰国した時は、位置情報などの報告はありませんでした そのため、自由に外出してご飯を食べに行ったりしていました  帰ってきて困ったことは食事 Uber Eatsや出前館で簡単に注文できると思っていました しかし、実際は日本の電話番号がないとアカウント登録ができなかったりしました Uber Eatsに関しては、決済がうまくいかずに注文できませんでした 仕方ありませんが、1日目は機内食で食べきれなかったものでご飯を済ませました おかきとパウンドケーキのみ 2日目からは、アマゾンで注文した袋麺、レトルトカレー、缶詰など お米と炊飯器、卵や納豆、豆腐などもアマゾンで購入 2日目からは何とか食糧も確保  SIMカードを契約するにも住所が必要 そのため、面倒ですが実家の住所で登録 実家に届いたSIMカードを送ってもらいました 14日間の隔離期間中なのに、郵便局員からは転入届を出してくださいと注意されました 14日間の隔離期間中で外出できませんと答えても、同じことを繰り返されました 肩身が狭く感じたのを覚えています 役所にも転入届を出さないといけませんが、当時はできていませんでした 【今日のことば】 Más vale tarde que nunca. 2021年8月 日本 地元の風景

2週間ぶりのブエノスアイレス

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6/18(水) 【モンテビデオ ~ ブエノスアイレス】 月曜日に宿に着いたとき、フェリーのチケットを買っておいた モンテビデオからブエノスアイレス 来たときと同じBuquebusという会社 モンテビデオを深夜3時発の便が最安値 565ウルグアイペソ(約2500円) 来たときよりも安い 220アルゼンチンペソ(約2700円)でコロニアまでだったので、大分割安だ E-ticketは宿に頼むと、無料でプリントアウトしてくれた 12時までは、日本人の男性やフリーツアーが同じだったデンマーク人らと談笑していた 11時を回ると、彼らは眠りに部屋へと帰っていった ホステルはコーヒーが飲み放題 眠気覚まし、体を温めるために飲んだ また、シャワーも浴びてサッパリした 1泊の値段で、翌日の24時過ぎまで滞在できて良かった 24時半過ぎ ホステルを出発 ターミナルまで歩いて40分 フェリーが出るコロニアまではバスで移動 3:15発だったが、2時半頃には乗車し、満席になるとすぐに発車 5時前にはコロニアに着いていた 昨日のビール2杯とウイスキーが効いて、バスの中ではずっと寝ていた バスに乗る前に預けた荷物はそのまま船へ運ばれる 何も持たずに、イミグレーションへ すでに多くの人がジグザグに並んでいた 欠伸の伝染が止まらない ジグザグに並んでいるため、対面の人がすると自分、 そして反対側の列の対面の人へと移る 朝の5時過ぎ 誰だって眠たい時間 イミグレーションで、無事にスタンプをもらい、待ち合い室で1時間ほど休息 日記をつけながら、乗船を待つ Wi-fiもつながったので、メッセージなどのチェックを済ませる 6:30出航 7:30着 来たときは3時間かかって、もっと大きな船だった が、今回は高速船 ここでも、ずっと寝ていた 港につく頃には、水平線が明るくなり始めていた ターミナルへ降り、荷物を無事にピックアップ 2週間振りのブエノスアイレス その足で、今度はバスターミナルへ 次の目的地までの値段を各社に聞いて回った 一通り済むと、友人の家に向かった 列車の券を買うと、以前の半分の値段3ペソになっていた 10時頃に到

日本人で初めて?!

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6/17(火) 【モンテビデオ】 日本人の男性と分かれたあと、11時からのフリーツアーに参加 集合場所に行くと、すでに何人か集まっていた スペイン語か、英語が選べる 英語のガイドは22歳の女性 始めにみんな軽く自己紹介する 英語の組にはカナダ、オランダ、アメリカ、デンマーク デンマークの3人組は同じホステルで見かけた そして、日本人の私 日本人の参加は私が初めてらしい 霧がたちこめる 高い建物の上の方は、白くて見えない 手も外に出していると、冷たく、ずっとポケットの中 そんな天気の中始まったウォーキングツアー 移動する前にお知らせ 明日水曜日はミュージアムがどこも無料になるとのこと こういう情報が聞けるのもツアーならでは モンテビデオには旧市街と新市街がある その旧市街を歩いて回る 劇場や建築物、銅像の説明を聞く 「ウルグアイの330万の人口の半分は、モンテビデオに集中している」 「銀行は13時から17時までしか開かないが、給料は良くて夢のような仕事だ」 などの説明を受けながら名所巡り 銀行は開業前で入れなかったが、中に入ることもガイドはお勧めしていた これらは他のフリーツアーと変わらない 面白かったのは、タイルの話 旧市街の歩道の至るところに、タイルアートが施されている 剥げたタイルがあると、数日後にはかわいらしいタイルアートで修復されているらしい ただ、それが誰がやっているのか分からないというミステリー 夜中のうちに変わっており、ホビットがやったとの噂もある また、婚姻届を出す受付所の前 そこだけは、ピンク色のハートのタイルアートがある センスのいいアーティストのようだ こうやって地面を見ながら、お気に入りのタイルアートを探して回るのも面白そうだ 途中でオランダ人の参加者から声をかけられた 日本語で話しかけられたのでビックリ! ホステルの日本人といい、今日は日本語に触れる機会が多い日だ 彼は函館に6年住んでいたようだ 大学に留学もしていたし、日本のあちこちを旅して回ってもいた 相撲部屋にも行ったことがあると話してくれた 今はオランダに戻り、働いている 今回は3週間の旅行で、この後はブラジルへ行きW

寒い日の温かな出会い

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6/17(火) 【モンテビデオ】 温かい部屋、ふかふかのベッド ホステルの部屋で目を覚ます 寝る前についていたライトはいつの間にか消え、部屋にはヒーターが持ち込まれていた 昨夜は久し振りに、移動したせいか20時なのに疲れがたまっていた プンタデルエステで泊まったところと同じ系列のホステル 割引を使って378ペソ(約1700円) 値段は張るが、1泊しかしないので仕方なくそこに決めた 部屋のドアを開けると、冷たい外気が一気に流れ込んできた 吐く息も白く濃い 旅してきた中で一番の寒さ テレビを見ると、気温は5℃のよう 朝食はパンとシリアル コーヒーと一緒に食べる 昨晩遅く、弁当にもらったパスタを食べたが、お腹は空いていた 最近、食欲が止まらない 一旦、部屋に戻り荷物を整理する 「来たときよりも美しく」 「立つ鳥跡を濁さず」 毛布をたたむ 貸してもらったシーツ・枕カバーもたたんで、受付に返す 朝食があるラウンジに戻ると、声を掛けられる 「ニーハオ」 東洋人の顔立ちをした年配の男性 「No. Japones」 と、答える 返ってきた答えは、以外にも 「私もです」 2ヶ月振りだろうか 日本人と会話するのは マルドナドの女の子のように日本語を話せる外国人、ハーフの方には会った 純粋な日本人と話すのは、2ヶ月振り以上 声をかけてきた男性は、南米を一人旅 ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ そして、ここウルグアイに昨晩着いたようだ 10日後には、日本に帰ると言っていた 高校教師を定年後、定期的に旅して回っている 1年前にiPhoneを携帯し、facebook, Lineを使いこなす そんな66歳、大阪の男性 次の目的地の情報を聞いたり、しばらく談笑 連絡先を交換し、名刺まで頂いた スーパーマンのイラストがついた名刺 名前に「満」という字が入っているため、〇〇マンというニックネーム 私はフリーツアーに参加する予定があった そのため、10時半過ぎには出発 フリーツアーから帰ってくると、夕食の誘いを受けた 旅する若者を応援しているらしい アルゼンチンでも日本人女性2人組に会って、ご馳走したと話してくれ

ほぼほぼ予定通り

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6/16(月) 【マルドナド ~ モンテビデオ】 朝8時に目が覚める シャワーを浴びるために、中庭を通ると、パラパラと小雨が降っていた 水たまりに雨露の波紋が広がる いつものように、皿洗いから1日が始まる 朝食は手作りのマフィン 焼きたてのマフィンはほんのり甘く、香ばしい コーヒーとよく合う 昼食にはパスタ 出発の時間が刻一刻と近づいている… 空を見上げると、太陽が雲の切れ間から顔をのぞかせていた それでも、遠くの方にはまだまだ厚い雲が残っている お土産までもらった ミサンガ、レインジャケット、弁当にパスタとマフィン、トイレットペーパー 1週間のホームステイ 彼らと過ごした時間は、毎日が楽しかった 彼らと同じバスに乗り込む 途中のバス停で先に私が降りる バスの中でお別れ 2人とハグをして、バスを降りた さあ、一人旅の再開だ ハイウェイまで、歩いて向かう 左側のビーチを眺めながら、歩を進める 風が強い 波は白い飛沫をたてながら、岸へと押し寄せている ヒッチハイク開始10分 白い車が止まってくれた 目的地モンテビデオまで、半分の距離のところ そこまで乗せてくれた ウエハースをもらった 何年振りだろう ウエハースを食べるのなんて 口の中がパサパサになる感覚が懐かしい ウルグアイ人らしく、マテ茶を飲みながら運転する彼 金属のストローにポット、水筒のお湯を少しずつ足しながら飲む 次も10分で、1台のトラックが止まった おじいさんが運転 10㎞先の分かれ道まで それにしても、今日は寒い 片方の手はポケットに入れながら、ヒッチハイク 3台目のクラシックカーも途中の分かれ道まで乗せてくれた 車に乗り込むと、すぐに右手を座っている腿の下にいれて温める 17時を境に辺りが暗くなり始める モンテビデオまで50㎞ 18時過ぎ サッカーの練習帰りのお兄さんに乗せてもらう 少し先の小さな町まで 着いたときには真っ暗になっていた 街灯も少ない モンテビデオまでは1本道なので、車の通りは悪くない しかし、親指を立てても止まる気配がしない 日が落ちて、一段と気温が低くなった 天気が持ちこたえ

3人暮らしの最終日

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6/15(日) 【マルドナド】 昨日は地元ウルグアイのW杯初戦 マルドナドのセントロは16時を過ぎると、ガランとしていた 店の中に入ると、どこもテレビを食い入るように見ている 店員もマテ茶を飲んで観戦 そんなセントロにはピンク色の警察署がある 中に警官がいるとは思えないような可愛らしい建物 さて、今日は日曜日 いつものように朝起きて、食器洗いを済ます 中庭で日向ぼっこしながら、2人が目を覚ますのを待つ 起きてくると、コーヒーで一息つく 着替えて3人仲良くお出かけ 向かった先は日曜市 いつもは何にもない、だだっ広い公園 それが今日は一変 露店とごった返す人々であふれている すぐ傍の道や空地には、駐車された車やバイクがたくさん 車もひっきりなしに通っている 雑貨、洋服、靴、八百屋など 多様な出店が並んでいる ドゥルセ・デ・レチェ入りのチュロスを食べた 注文すると、目の前で揚げてくれる ここで食材の買い出し 野菜、果物、チーズ、魚 3人共、両手いっぱいに買い物袋をぶら下げて帰宅した 早速、買ってきた野菜と魚を昼食に頂く 久し振りに魚を食べた 身がホクホクして、柔らかい おやつにはパンケーキを作ってくれた ハチミツとドゥルセ・デ・レチェを塗って食べる 午後からはティータイム コーヒー、紅茶を飲みながら音楽を聞く なんでもない普通の日曜日 特別なことはしていない 1週間のホームステイ 行ったところは、近くのスーパーや商店 ウルグアイのスタンダードな生活 そんな当たり前の暮らしが、今の私にはとても新鮮だった 1人旅は自由だ 「自由」の対極にあるのは何だろうか? 「孤独」 以前のアルバイト先 そこの店長が、旅立つ前の私に話してくれた 言葉が通じない コミュニケーションが取りにくい そんな海外では「孤独」が顕著になる しかし、思いがけない出会いがある ブエノスアイレスからの船 言葉を交わしたのは5分 あの日、あの便でなければいけなかった そうでなければ、この地を訪れることもなかっただろう ここには温かい家庭がある 「孤独」じゃない ブエノスアイレスでもそうだった 旅

ホームステイ生活

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6/13(金) 【マルドナド】 ここ数日間は、彼らの日常生活に密着 朝は10時頃に起きる 午前中に前日の食器を洗う それが終わると、ブランチを頂く 食べ終わる頃は、もうお昼 午後からはランニングや買い物、映画鑑賞、掃除 近所を2㎞ほど、彼女のペースに合わせて走る 喘息持ちの彼女 少しの運動でも苦しそう 歩いたり、走ったりを繰返す 買い物には、小さなスーパーや肉屋に行く 個人商店が、近所に何軒も集まっている 朝食や夕食の食材をそこで買う 帰り道には、お菓子を食べながら歩く 映画はパソコンにダウンロードしたものを鑑賞 夜は雨が降る日が多かった そうなると、雨漏りする タライを水滴が垂れている下に置く ピチャピチャと音がするなか、映画を観る 雨の翌日は掃除する 室内でも土足のため、床が汚い 今日は床と浴室、今日はキッチンというふうに 毎日違う場所をキレイにしていく 彼女の家では猫を2匹飼っている ルニータスとリョウコ 私を見ると、すぐに逃げていた2匹も、徐々になついてきた 同じ敷地内に彼女の実家もある そちらには、両親と弟が住んでいる 彼女と猫は、両家を往き来している ドアでつながっているが、基本的には別々に暮らしている こんな感じで、1日が経つ ウルグアイでのホームステイ しばらく、ゆったり過ごそうかな 2014年6月 ウルグアイ プンタデルエステ

ウルグアイでホームステイ

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6/10(火) 【マルドナド】 昨日はそのまま、彼女の家に泊めてもらった 久し振りに屋内で寝たためか、10時まで目が覚めなかった 今日は掃除の日 ゲストが来るのは珍しいよう 生活感が出ている が、気になるほど汚れてはいない彼らの家 私はきれい好きなので、掃除は苦にならない 3人でお家を掃除 溜まった洋服の洗濯 中庭の洗濯ヒモに掛けきれないほどの量 私の分も合わせて5回、洗濯機を回した 3日振りのシャワーも浴びて、垢を落とす ちょうど、頭が痒くなり始めた時だったので、かなりリフレッシュできた 私は手伝いで、昨日からそのままになっていた食器を洗う 彼女は料理を作るのが好き しかし、洗い物は嫌い そのため、結構な量が溜まっていた フォークが指に刺さり、流血したが、全部洗い終わった 床を掃き、ゴミを集める テーブルの上を片付ける 掃除していると、日が傾き始めていた 3人でスーパーに行き夕食の買い出し スーパーや肉屋、八百屋を回る 小さな町なので、どこへ行っても彼女の知り合い、馴染みの店員がいる 帰宅すると、調理開始 彼女の弟も加わる カットしたサラミ、ソーセージ、チーズを持ってきてくれた それをつまみながら、彼女の手料理を待つ 弟は15歳の高校生 最初は恥ずかしながら挨拶を交わした 慣れない英語で、話しかけてくれる 1週間に1回は授業をサボる ゲームが好き そんな典型的な高校生 彼女の友人も訪ねてきた 5人仲良く四角いテーブルを囲む 暖炉の炎が温かい 揚げたてのミラネサが美味しい 彼氏はタバコ、マリファナをくゆらせる マリファナ合法の国 これがウルグアイの日常 弟は食べ盛りで、ご飯をパクパク食べる 彼女と友人はガールズトーク 「もう寝なさい」 と、弟思いの一面も見せる彼女 私の19歳の頃とは、比べ物にならない しっかり者のお姉ちゃん 賑やかな食卓になった 何気ない普通のことが、嬉しかった 夕食のメニューを考えながら買い物 みんなでご飯を食べる お酒を飲んで談笑 1人では感じることができない 「人の温かさ」 アルゼンチンの家庭でも感じた それとは、また

奇妙な3人暮らし

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6/9(月) 【プンタデルエステ】 3日間、ダラダラ過ごす日々 こうして、彼女が戻ってくる月曜日を迎えた 18時過ぎに彼女から連絡がきた 19時半に無事に再会 今朝、ブエノスアイレスから帰ってきた 長旅で疲れているようだった 欠伸をよくする そんな状態で会いに来てくれた 「眠たい?」 と聞いても、 「大丈夫」 と答える そんな優しい彼女 日本のファッションが好き 歌が好き お金の殆どは洋服にかける まだ19歳 どこにでもいるような女の子 マクドナルドでソフトクリームを食べながら、英語で会話 そのあと、彼女の家に招待された バスに乗って10数分 3ブロック位歩いて着いた彼女の家 そこで彼女のボーイフレンドと3人で夕食を食べた 彼は香港出身だが、ウルグアイに長く住んでいる そのため、英語もスペイン語も堪能 彼らの会話は英語、スペイン語がミックス さっきまで英語だったのが、急にスペイン語になったりする そんな仲よしカップルのお宅にお邪魔した 日本好きのウルグアイ人 アジア人顔の彼氏 そして、日本人の私 奇妙な組み合わせで、食卓を囲む iPadから流れる音楽は日本語 アンディモリ MUCC どちらも知らないが、久し振りに聴く日本語の歌 美味しい料理を食べながら、夜は更けていった 面白そうな3人暮らしの始まりだ 2014年6月 ウルグアイ プンタデルエステ

リゾート地での過ごし方

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6/8(日) 【プンタデルエステ】 考えた結果、次の町へは移動しなかった 金曜日から、ずっとここで彼女の到着を待った 前にも言った通り、オフシーズンのリゾート地 やることなんて何も無い 3日間、何していたかというと… 何もしていない とりあえず、ビーチでキャンプ 宿代は節約 1日目は良かった 何事もなく、朝を迎えられた 但し、2日目・3日目は風が強かった ツェルトを張っても、風で変形する バタバタと風の音で眠れない 仕方なく、風の少ない繁みの陰で寝る 2日目なんかは、ホームレスのおじちゃんと同じ場所で寝た 犬も一緒のおじちゃん 暗闇の中、突然声をかけられたので警戒した スペイン語で話しかけられる 出身を聞かれたので、 「Soy de Japon」と答える すると、「俺はウルグアイ人だ」 と言って、なぜか握手を求めてきた 真夜中のビーチ 暗闇の繁み 意味も分からず、握手を交わす日本人とウルグアイ人 「アカ、アカ、スエーニョ」 どうやら、そこで一緒に寝ようと言っている 始めは嫌だと断ったが、しつこく誘ってくる 早く寝たかったし、もうそこで寝ることにした ウルグアイは治安いいし、おじちゃんも悪い人ではなさそう それに犬を飼っている人で、悪い人はいないだろう そんなこともあったが、こうして無事に過ごせている 午後は主に、ショッピングモールで過ごす リゾート地にあるためか、設備はとてもいい きれいなトイレ wi-fi、コンセント完備 フードコート、スーパーもある 1時間おきくらいにスタッフが清掃 他のファーストフード店もそうだったが、良く掃除をする姿を見る そのため、ウルグアイではキレイに保たれている施設が多い スーパーで買ってきた安いパンをフードコートのテーブルで頬張り、 充電しながらネットをする 電子辞書に入っている本を読む 夏目漱石『こころ』 「精神的に向上心がないものは馬鹿だ」 中島敦『山月記』 「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」 高校時代の教科書で読んだ作品 懐かしく思った 夜になったら、寝床のビーチに戻る 3日間、この繰返し 平日や土日の午前中は人も少なくて

オフシーズンのリゾート地

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6/6(金) 【プンタデルエステ】 午後からビーチ巡り ちょこん、と突きだした半島 それがプンタデルエステ メインストリートからは、右を見ても左を見ても、川・海の両方が見える 地図を見てみると面白い 半島を挟んで西側がラプラタ川 東側が大西洋 と、地図上ではなっている 西側のビーチPlaya Mansa 確かにこちら側では、あまり磯の香りがしない 波も風も穏やか 夕日が沈むのを眺めることができる 東側のビーチPlaya Brava こちら側は、風が強く波が高い そのため、サーファーの姿が目につく 潮の匂いもする 朝日が昇るのを眺めることができる 歩いていける距離でこんなにも違いがはっきりしている 5ブロックほどしか違わない 半島をぐるりと1周回る 砂浜を歩くのなんて何時ぶりだろう 波の音も懐かしく感じる 太陽は出ているが、風のせいで若干寒い 適度な間隔を空けて、海の家もある 犬の散歩をしている人 イヤホンをつけてランニングする人 サイクリングを楽しんでいる人 ローラースケートで滑っている人 砂浜や海沿い、川沿いの道路でよくすれ違う 車、バイクもノロノロと進んでいく 歩いていると、偶然の出会いがある 向こう側から歩いてきたカップルに名前を呼ばれた 突然すぎてビックリした 昨日一緒だったカウチサーフィンのコスタリカ人たちだ 彼らもヒッチハイクでこの町に来たようだ 数分話して、彼らとは反対回りに歩き続ける まだまだ発展中のこの町 至るところで建設中の高層ホテルやマンションを見かける 半年先のシーズンに向けて完成させるんだろう ゆったり観光したあとは、宿へと戻る 彼女から返信がきていた しかし、今は週末でブエノスアイレスにいるとのこと ちょうどすれ違いだったようだ 帰ってくるのは月曜日 困った… 3日も先だ オフシーズンのリゾート地でやることなんて無い カジノがあるが、ギャンブル好きではない ホステル代もそれなりにする 次の町へ移動するかどうか悩む とりあえず、今夜はビーチでキャンプ 野宿と言うと、貧相に聞こえるので、キャンプと言おう 散歩中に見つけたビーチ沿い

ヒッチハイクの醍醐味

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6/5(木) 【モンテビデオ ~ プンタデルエステ】 他の3人が寝ているなか、8時半過ぎにチリ人の彼と出発 昨夜降った雨で、地面が柔らかい 芝生も朝露をつけている 6時間グッスリ寝たせいか、昨日の疲れは吹っ飛んでいた 朝の澄んだ空気を深呼吸して味わう 道路脇になっていたミカンをもぎ取って食べる レモンのように酸っぱい それを食べながら、昨日と同じ料金所へ歩いて向かう 今日こそリベンジ 「We can do it!」 そう言ってヒッチハイクを始める 10分後 トラックが止まる 今いるところと、プンタデルエステの中間地点 そこで降ろしてもらう トラックの荷台に2人で乗り込む ハイタッチして、拳をぶつけ合う 荷台の中、2人で喜んだ 骨組みにシートを被せただけの荷台 中は薄暗い すきま風がビュービュー入ってくる 高速を走っているので、風が体をバシバシ叩きつける ダウンジャケットのおかげで、そこまで寒くない いつもと違う景色も楽しめる 自分たちとは反対向きに走る車 後ろから迫ってくる車が、トラックを抜かしていく 車がこちら側に向かってくる臨場感が堪らない トラックの荷台 これこそ「ヒッチハイク」という感じである 降ろしてもらった小さな町の近くでヒッチハイク再開 また10分後 早い! 車でバイクを運送中のおじさん プンタデルエステまで行くという ついにゲット スペースが無く、2人で助手席をシェア 私が真ん中に座る シフトレバーに触れないよう、気をつけながら座っていた 途中で寄ったスーパーでエンジンを切ると、エンジンがかからなくなってしまった 3人で車を押す こういうハプニングも旅の思い出になるんだろうな… 押したら、すぐにエンジンが始動 無事に出発 「Vamo!Vamo!」 と、叫んだ 車の中では新聞を見せてもらった そこには3人の男性と1匹の黒い犬の写真 おじさんの息子らしい 話によると、犬がブラジルまで逃げたのを、息子が探しに行ったようだ それで歩いてウルグアイまで帰ってくる途中の写真 隣の国まで逃げるなんて… 「私たちと同じBig tripだね」 と、チリ人の

゙2人゙でヒッチハイク

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6/4(水) 【モンテビデオ】 屋根はあるが、壁のないバスターミナルの待合室 そのため、微風でも体が冷える ブエノスアイレスよりも寒い 寝袋に入っていても、自然と貧乏揺すりをしてしまう 横になれなかったが、思ったよりも体は元気だ 眠気もない 7時にオープンするマクドナルドに避難 暖かい店内で、スマホの充電をしながら休息 今後の計画を練ったり、情報収集を行う モンテビデオで観光しようと思っていたが変更 先に次の街 プンタデルエステ そこに向かうことに決めた ここには、アルゼンチンからの船の中で会った女の子がいる 先に彼女を訪ねよう モンテビデオは戻ってきてから観光することにした 11時になり、ハイウェイを目指し歩き始める 7月18日通り ここが、メインストリートのようだ オシャレな店が多く並ぶ のんびりしたコロニアと違い、都会に洗練されている 通行人もどことなく、せかせかと歩いている感じ そんな通りを過ぎて、イタリア通りを直進 ハイウェイまで3時間もかかってしまった 幸い、体調・天気ともに万全だったので苦ではなかった しかし、別のルートでヒッチハイクすれば良かった… それでも、1時間経たずにウルグアイ人カップルの車に乗り込めた 20㎞先の料金所で降ろしてもらう そこには、先客がいた! チリ人の男性 行き先を書いた段ボールを掲げていた 彼と一緒にヒッチハイクすることに この旅で初めて 2人でヒッチハイクすることに 幸いにも彼は英語が話せたので、コミュニケーションがスムーズにできた がしかし、車が全く止まらない 16時から始めたヒッチハイク 19時まで頑張ったが、成果なし 彼は私よりも2時間前からやっているので5時間 上げ続けた右肩、右手親指はかなり凝っている 「We can do it!」 を合言葉に、お互い鼓舞し合う もう、何百台の車、バイクが通り過ぎただろう この日は、そのまま諦める それでも、どこかゆとりがあった なぜなら、彼のカウチホストの家が近くにあるからだ 彼は昨日もそこへ泊まったようだ 30分かけて歩く スーパーに寄り、ホストの彼女にワインの差し入れを買い、向

世界遺産の町

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6/2(月) 【コロニア】 8時になると、警備員から起こされた そろそろ出発しようと思っていたので、ちょうど良かった 朝もやはりまだ寒い フェリーターミナルから市街まで歩いていく 10分歩けば着いた 宿に行き、チェックインを済ませる 9時とか微妙な時間帯に行くと、朝ごはんをもらえることがある これで、1食分の食事代が浮く 荷物を置いて、午後から町歩き ウルグアイの私のイメージ ・選挙制度が南米の中でも、早く確立 そのため治安は他の南米に比べて良好 ・最近、マリファナが合法になった ・リオ会議での大統領の演説が素晴らしい ・アルゼンチンと同じ牛肉大量消費国 ・第一回W杯優勝国 ・ムルガというダンス、音楽 ・マテ茶大好き 大学4年のラテンアメリカ政治の講義 夏休み中に行われる集中授業 神戸大学の教授が教鞭を取る 教授の話を聞いて、ただ何となく行ってみたい そう思った国 割りといいイメージばかり コロニアの旧市街は世界遺産に登録されている ポルトガルの統治時代と、スペインの統治時代がミックスされてできたらしい 石畳の道路に、クラシックカー こういう風景、町並みだからこそクラシックカーが走る姿が合う これが新宿のような都会を走っていると、味が出ない 海のように大きなラプラタ川もすぐ近くにある ヨットハーバーでは、船が幾隻もプカプカ浮いている オープンテラスのレストランも多い 小さな博物館が点在する 50ウルグアイペソで7ヵ所見て回れる 今日はそのうち3ヵ所お休み… 本当に小さな博物館 4ヵ所で1時間もかからなかった 1泊しないで、移動すれば良かった 宿のwi-fiも制限があり、誰かが使っていると、他の人は使用できない 明日は移動日 久しぶりに旅が始まる ヒッチハイクも再開しよう うまくいくか、少しドキドキする 2014年6月 ウルグアイ モンテビデオ港

船に揺られて3時間

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6/1・2(日)(月) 【ブエノスアイレス ~ コロニア】 FERZA BRTAのショーが終わると、港へ向かった とうとう出発の日がやって来た 23:15の船でお隣ウルグアイへ 気付けばアルゼンチンに1ヵ月 2週間は、ブエノスアイレス 友人には本当に感謝している タダで泊めてくれ、ご飯も作ってくれた いろんな観光地やイベントに連れて行ってもらった 家族の食事に招待してくれた たった1日、いや半日 コルドバのホステルで会っただけ あの時の出会いがこんなにも、発展するとは考えてもいなかった 別れるのが、この旅で一番辛かった 港へ向かう途中、車のステレオから流れる音楽 何でもない音楽のはずなのに、悲しく聞こえる 港に着くと、チェックインの時間まで喋った お互いの今後や夢 メッセージ付きの写真もくれた 写真の裏には、前日に教えた日本語も書かれていた 「楽しめ」 拙い漢字 昨夜に教えたばっかりだったので、驚いた 力強い握手、ハグを交わしお別れ フェリーの中に入る 自由席のよう 窓際の席が一番早く埋まっていった コロニアという港に着くのは、深夜2時過ぎ 宿代を抑えるため、ターミナル泊をしようと決めていた そのため寝れる時に、寝よう 船内散策も別にいいや 夜の出発なので、窓の外を見ても面白くない そう思ってすぐに就寝 出航したのも気づかなかった 眠りから目を覚ます いつの間にか、船が止まっていた 到着時刻も過ぎていた かなり焦った 出口へ向かうと、まだ待機中だった 船で乗り過ごすなんて、洒落にならない 一気に安心した まあ、あとで調べたら船はここまでみたい 出口が開くまでベンチに座って待つ すると、女の子が近づいてきた 「Hola!」 と挨拶を交わす 彼女の口から次に発せられたのは日本語だった チェックインのとき、私が日本のパスポートを持っていたのをたまたま見かけたらしい 日本語を勉強中 だけど、南米では話す機会が無いと言っていた ウルグアイの東部プンタデルエステ そこに彼女の家がある そこには行くかどうか迷っていた しかし、彼女からのお誘いを受けることに お互い