投稿

7月, 2015の投稿を表示しています

14日間の隔離

イメージ
10/24(日)  日本に帰国してから新しい職場になり、しばらく忙しくて、更新できていませんでした 今後も忙しそうなので、マイペースで更新していこうと思います いつもどんな風に書いていたのか忘れていました 以前の記事を見て思い出しながら、書きました 14日間隔離したのは、半年前の話です  インドから帰国してから14日間の隔離をしていました 隔離期間中はテレワークで、すぐに次の勤務先の仕事を開始 以前、11月に帰国した時よりも隔離に関して厳格になっていました スマホにアプリをインストールし、毎日ボタンを押して位置情報の報告 メールで毎朝、体調チェックの回答 アプリの方は、毎日不定期に通知が来ますので外出できません 1日4回来るときもあれば、午前と夕方に1回ずつの日もあったりしました ビデオ通話のアプリもインストールしましたが、かかってきませんでした メールとアプリの回答が遅れたりした方々にビデオ通話がかかってくるのだと思います 2020年の11月に帰国した時は、位置情報などの報告はありませんでした そのため、自由に外出してご飯を食べに行ったりしていました  帰ってきて困ったことは食事 Uber Eatsや出前館で簡単に注文できると思っていました しかし、実際は日本の電話番号がないとアカウント登録ができなかったりしました Uber Eatsに関しては、決済がうまくいかずに注文できませんでした 仕方ありませんが、1日目は機内食で食べきれなかったものでご飯を済ませました おかきとパウンドケーキのみ 2日目からは、アマゾンで注文した袋麺、レトルトカレー、缶詰など お米と炊飯器、卵や納豆、豆腐などもアマゾンで購入 2日目からは何とか食糧も確保  SIMカードを契約するにも住所が必要 そのため、面倒ですが実家の住所で登録 実家に届いたSIMカードを送ってもらいました 14日間の隔離期間中なのに、郵便局員からは転入届を出してくださいと注意されました 14日間の隔離期間中で外出できませんと答えても、同じことを繰り返されました 肩身が狭く感じたのを覚えています 役所にも転入届を出さないといけませんが、当時はできていませんでした 【今日のことば】 Más vale tarde que nunca. 2021年8月 日本 地元の風景

ポーランド人旅行者が多い国

イメージ
7/23(木) 【ステパンツミンダ ~ トビリシ】 今日はジュタへと向かう 旅行代理店でお勧めされた場所 ポーランド人カップルは自転車をレンタルして日帰りで行くようだ 私は歩いて向かう しかし、トレイルはアスファルトの味気ない道 ヒッチハイクに切り替え スノという村の近くでゲット しかし、嫌な予感がする タクシーっぽい 乗る前に値段を聞いておくべきだった 乗っていたのはドライバーとポーランド人女性 一体、ジョージアにポーランド人は何人いるのだろう 道は未舗装に変わる でこぼこの道に揺られながら車は進む 川沿いを進んでいくとジュタに着いた ここからは、ポーランド人女性とトレッキング 彼女は明日、カズベギ山に登る予定 ツアーのグループで参加 ジョージアには1人で来ている キリマンジャロやトルコの山も制覇したと言っていた そして、今年はカズベギ山に決めたそう そんな話をしていると、あとからポーランド人3人組の男性が追いついてきた やはり、ポーランド人率高し! ポーランドとジョージアは繋がりが深いらしい また、彼らはハイキングやトレッキングが好きなので、 ジョージアはうってつけの場所なのだ そこからは5人でトレッキング どうやら、この先に湖があるようだ そこを目指す 岩肌剥き出しの山を眺めながら進むコース 川沿いのトレイルは緑が多く、牛たちもいる 滝も途中にあり、川の水は冷たくて美味しい 2時間で到着 思っていた湖とはかけ離れた小ささ 池に近い それでも水は澄んでいて綺麗 一休みして帰ることに できればここでキャンプしたかった 予定を変更し、今日一気にトビリシまで向かうことにした ここの道のヒッチハイクは捕まりそうになかったからだ 車が通る回数も少ない上に、お金も要求される 帰りも女性と同じ車で帰る これがいけなかった… 待ち合わせ時間に1時間遅れた私たち ドライバーは少し怒っている しかも、私に20ラリ(約1090円)要求してきた… 宿代2泊分が30分のドライブで消えた 仕方ない 今までが順調すぎたのだ ステパンツミンダとの分岐点で降ろしてもらう ヒッチハイク開始

やっぱり立ちはだかるジョージアの山

イメージ
7/22(水) 【ステパンツミンダ】 朝からトレッキング 昨夜、旅行代理店でお勧めのトレッキングルートを聞いていた また、同じゲストハウスのポーランド人カップルからも情報を尋ねていた どうやら、氷河とジュタという場所がいいらしい ポーランド人カップルは昨日、氷河に行ってきた とても良かったようだ ジュタに行く予定を変更し、急遽氷河へ向かうことに決めた 往復約10時間 昨日の教会の先に道が続いている 今日も天気が良く、教会まで登るのに汗をかいた 人気のルート 何組もの団体とすれ違った 中には熟年者もいる 山を登っていくに連れて、天気は不安定に… 雲が多く白み始めた 昨日登っていれば良かったなぁ その後も、天気は回復することなく何も見えない状態 午前中はあんなに天気が良かったのに 途中で川も渡った ポーランド人カップルに地図まで描いてもらった 渡るためには、岩から岩へジャンプ 川の流れは速く、深さは腰までありそう 落ちると濁流に飲み込まれる そんな思いまでしたのに、結果は何も見えなかった 山は厳しい 2年前、初めて富士山に登った時も雨 頂上にいた時間は5分 すぐに降りてきた カズベギ山も拝めることはできなかった 氷河の近くで、ランチしたりして天気を待ったが、無駄だった 仕方なく引き返す 霧で帰り道も少し迷った 石のサインが見つけにくい さらに、足場は砂利で歩きづらい 川もまた渡って戻る 帰っている時にも数組の登山客と遭遇 これから登って、どこかでキャンプするようだ 教会近くまで帰ってきた 朝は教会もみえていたが、今は濃い霧で何も見えない どこかでキャンプする予定を変更し、元のゲストハウスまで帰ってきた 今日は上手くいかない日だった 2015年7月 ジョージア カズベギ

ヒッチハイクは出逢いがいっぱい

イメージ
7/21(火) 【トビリシ ~ ステパンツミンダ】 ヒッチハイクでカズベギを目指す ここは、スヴァネティ地方と同様トレッキングが有名な場所 幹線道路でヒッチハイク開始 1台目がすぐに止まった シグナリという場所出身のお兄さん 週末、家族でシグナリに帰るらしい それに私も誘われた 本当にジョージアの人々は温かい人が多い 彼からの連絡を待つ 2台目のおじさんからは、カチャプリの差し入れ それから、コニャックのショットを2杯 いい気分で3台目、4台目のヒッチハイク 4台目は学校関係者 小さな村の学校をいくつか回った その近くには、古い吊り橋があったり、湧き水がある 湧き水を一口入れてビックリ! しょっぱい 海水みたいなしょっぱさ ミネラル豊富で健康にいいらしい 5台目、6台目と順調に乗り継ぐ 6台目はボランティアグループのツアー フランス人9人、エストニア人1人 1ヶ月ジョージアで掃除や小学生のお手伝いをしていた それが終わって今は観光中 付き添いでジョージア人1人 名前はショウタ ショウタという格闘家がチャンピオンになり、 その年に多くの親が子にその名を付けたと聞いた ドライバーを含めた12人と一緒にカズベギへ 途中では展望台に寄り写真タイム 標高が高いせいか涼しい 未舗装の道路を抜け、景色のいい山間の道を走っていく 15時前にカズベギ到着 フランス人らと一緒に丘の上の教会を歩いて目指す これが、思った以上にハードな道のり すぐに汗だくになった しかし、そこからの景色は最高 今日は天気もよく、観光日和 丘の上は風が吹き、気持ちいい しばらくここで一休み 下りは来た道とは違う道で帰る 彼らとはここでお別れ かれらはカズベギに日帰りで来たようだ 私は宿泊場所を探す 道を歩いていると、おばあさんから声をかけられた 雰囲気がよさそうだったので、ここに決めた すぐに紅茶とパン、チーズを用意してくれた 看板もないゲストハウス 家には子猫と9才の男の子、11才、12才の女の子たちもいる ゲストに興味津々で習ったばかりの英語で色々質問してくる 子猫もやんちゃ 座っていると、膝に

キャンプをより快適に

イメージ
7/20(月) 【トビリシ】 今日はショッピング アウトドアショップに行くも、欲しいものは見つからず 探しているのは、クッカー、ガスストーブ、ガス缶 それからシューズ できれば、長ズボンも シューズと長ズボンは穴が開いてボロボロ 特にシューズは最優先 道を歩いていると、必ずシューズを見られる そのくらい目立つボロさ しかし、アウトドアショップでのシューズのサイズは 大きいものしか取り扱っていなかった… 日本人の足に合うシューズは見つかるのかなぁ せっかくいいデザインで、機能もよさそうだったのに スタジアム周辺のスポーツ用品店がずらりと並ぶ通りで探す アーミーショップでようやく発見 クッキングセット、ガスストーブ、ガス缶 合わせて1kg未満 これなら、荷物の負担も少ない 服を少し減らせば、プラスマイナス0になる 値段も60ラリ(約3300円) 日本で買うよりもかなり安い トルコからずっと探していた一式 遂に手にいれた シューズもアシックスを発見 サイズもギリギリ履ける 少し大きいが、紐をきつく締めて厚い靴下を履けば良さそうだ 20ラリディスカウントしてくれて150ラリ(約8240円) 今、履いているものもアシックス 本物のアシックスかどうか怪しいが、大丈夫だろう 長ズボンは古着屋を見て回ったが、見つからず サイズとデザインがマッチするのを見つけるのは至難 ズボンはまだ先回しにしよう 何とか予算内にも収まった 何より、クッキングセットを手にいれたことで、キャンプがより快適になる 使うのが楽しみだ 明日、カズベギに行く予定なので、早く試したい 2015年7月 ジョージア 岩の柱にそびえるカツキ修道院

クリスチャンな1日

イメージ
7/19(日) 【クタイシ ~ トビリシ】 早起きして向かった場所はゲラティ 世界遺産の修道院 昨日のカップルからお勧めされた場所 劇場裏から出るマルシュールトカに乗って向かう 8時半出発、1ラリ(約50円) 中にはすでに多くの地元客 そうか、今日は日曜日 みんな礼拝に行くのかな そんなことを考えながら、工事中の道路を揺れながら進む 立ち乗りのお客もいた 20分くらいで到着 ゲラティ 外は工事中 入場は無料 中の装飾画が見事 やはり、日曜日ということもあり礼拝している人や、腰かけて聖書を読んでいる人が多い 十字を切ってキリストやマリアの描かれた写真や絵などにキスしていく 入口では柱や壁にキスして入退場 小学生の男の子も同じようにキスして回っていく 1時間弱の滞在 帰りは歩きとヒッチハイク 歩きたい気分だったので、少し歩いてからヒッチハイク すぐに捕まった ホステルに帰ると、チェックアウトしてトビリシへ 幹線道路に向かって歩きながらヒッチハイク 捕まらない… 幹線道路まで歩いてたどり着いた ここでは、陰に立ち止まってヒッチハイク 中国人観光客が止まってくれた ジョージアで家具の販売をしている男性 それから、同僚と息子 彼らの行先は、Katskhi pillar その中国人曰く、 「ここの聖職者は最も神に近い存在」 らしい また、教会が変わった場所にある 大きな崖のてっぺん そこにポツリとある 面白そうなので、付いていくことに 今日は宗教日和のようだ クタイシとトビリシのちょうど中間くらいにある 少し道を外れる 到着してビックリ! 円柱状の岩の上に、教会がちょこんとのっかっている どうして、あんな場所に建てたのだろう 日曜日ということもあり、観光客もそれなりにいた 帰りに中国人のおじさんから、カチャプリとビールまでご馳走してもらった 腹いっぱいになってヒッチハイク再開 止まってくれたのは日本車を運転する男性 ゴリまで行く 『スラムダンク』を思い出したのは言うまでもない いつもとは違う左側の助手席に乗り込む ホンダの車 父親の運転で、こうやって眠っていた子

シリア人に捕まった(いい意味で)

イメージ
7/18(土) 【メスティア ~ クタイシ】 朝の7時半 ガチャリとドアが開く おじさんが起こしに来てくれた 8時にクタイシへ行く予定だった が、そこはジョージア 結局マルシュールトカを待つことに 10時出発予定に変更 その間に、ブランチを頂いた 飼っている豚の肉料理と、牛の乳から作ったヨーグルト どちらも新鮮で美味しかった ナカニーファミリーのおじさんには、本当に良くしてもらっている 出発したのは11時半 しかも、行先もズグディディまでになった おじさんも付いてこない でも、マルシュールトカの代金は払わないで大丈夫らしい どんだけナカニーファミリーは権力があるんだ!? くねくねした道を通ってズグディディへと向かう 来たときよりも、長くかかった気がする 来るときはドイツ人ファミリーと喋っていたからかな 道を気にして見ていたが、チェコスロバキア人コンビは先に行ったようだ ズグディディに着くと、クタイシへ 同乗していたみんなが支払いをするなか、私だけ支払っていなかったので、気が引けた クタイシへの道を目指し、歩きながらヒッチハイク 止まってくれたのは、シリア人の2人組男性 パーティーが好きらしく、クラブミュージックを流しながら踊っている ドライバーもハンドルから手を離して踊っている すると、前の車との距離が詰まり追突しそうになった 間一髪のところで、ハンドルを左に切り、追い越す 対向車が来ていたら、間違いなくヤバかった… 歩道を歩いている女性にクラクションを鳴らす そういう脇見運転も続ける そんなめちゃくちゃなドライブでクタイシに到着 歩いてセンターを目指す 途中でwi-fiを拾い、現在地を確認 目的のホステルに到着するもフル 同じ値段だった向かいのホステルにチェックイン ここでも偶然の再会 メスティアのカフェで会ったカップル ポーランド人女性とフランス人男性 彼らにスイカをおすそわけしてもらった ホステルのテラスに座って食べる 彼らも山好き、旅好き タイで出会って結ばれたらしい 「タイでは気をつけてね!恋しちゃうから!」 という注意も受けた(笑) あとは、南米についての話を色々質問さ

穏やかな表情のおじいさんかと思ったら、ただの守銭奴だった

イメージ
7/17(金) 【ウシュグリ ~ メスティア】 朝ごはんを食べる ゲストハウスは夕食、朝食付だった アメリカ人カップルは荷物を取りにメスティアへ戻って帰ってくるらしい 私はチェコスロバキア人コンビと合流 3人で氷河を目指す 荷物はゲストハウスに置かせてもらった 身軽になって歩き始める 天気はイマイチ 雲が多い… 牛や馬がいて、のんびりしている 道はでこぼこで水たまりがあちこちにある 牛や馬の糞もたくさん 橋を渡って川沿いを、てくてく歩く 昨日と同じように、川を渡る 今回は幅が狭い所を探し、ジャンプして渡った 歩き進めるとキャンプサイトが、右に見えた 20ほどのテント ウクライナの国旗がはためいていた スロヴァキア人は、 「ウクライナの難民キャンプだ」 と、言っていた ここの近くで、ランチタイム 1人で歩いていた中国人の女性も合流した 私のゲストハウスで余った朝食をキープして、持ってきていた それから、スープとプリンを作って食べた 質素な食事でも、外で、山で、みんなで食べると一層美味しく感じる お腹を満たすと4人で氷河の近くを目指す 背丈の高い草の茂みをかきわけて進む 足元もぬかるんでいる 山頂も雲が多くかぶり始めた そうなったところで引き返す これ以上進んでも、いい景色は望めない そう判断した 同じ道を通ってウシュグリへ帰ってきた また、川を渡って ゲストハウスに帰ってくると一悶着 荷物代で10ラリ(約550円)請求された… チェコスロバキア人たちも支払い とりつく島もなく、 「いいから、よこせ!」 といった雰囲気で迫ってきた チェコスロバキア人たちは、言語が似ているので抗議していたが却下 ウシュグリの滞在は、後味の悪いものとなってしまった 3人でヒッチハイクして、メスティアへ戻る 昨日すれ違った車の量に比べ、今日は少ない 木陰で待つこと1時間 止まってくれたのは、パトカー 荷物を後ろに積み、何とか3人押し乗った 途中でカップルを拾う 彼らは荷台へ 毎日、メスティアとウシュグリを往復してパトロールしている ウシュグリからメスティアまでの道は、ほとんどが未舗装

チェコスロバキア人とのトレッキング

イメージ
7/16(木) 【アディシ ~ ウシュグリ】 6時に起きた 他のみんなは眠っている 川に水を汲みに行ったり、日記をつけて時間を過ごす 朝の川の水はかなり冷たかった しかし、昨日よりも澄んでいる 7時になると、ようやくお天道様が山の向こうから出てきた ツェルトと寝袋、濡れたシューズや靴下を乾かす ベルギー人カップルは起きてきたが、チェコスロバキアコンビはまだ眠っている 彼女らは9時過ぎに起きた ベルギー人カップルを川まで見送る 有料で馬に乗って川を渡れる たった5m の距離にお金を払うのは、もったいない気がする 実際に、膝下まで水に浸かりながら渡っているトレッキング客もいた 私らも木の枝をポール代わりにして、自力で渡ることに キャンプ場所に戻って朝食 オートミール 食べたら、出発 川の水に足を浸けると、とても冷たい ずっと浸けていると、突き刺すような冷たさ しかも、流れが急なのでしっかりと着地しないと、川に流される 浅い場所を探しながら、何とか自力で3人とも渡った 靴はびしょ濡れになったが問題ない 今日も天気がいいので、クーリングにちょうどいい また、これから通る道もぬかるみ道なので、どうせ濡れるのだ 靴下も履いていなくて良かった 川を渡ると、山を登っていく だんだんと氷河の全貌が見えてきた たまにバキバキバキという轟音が聞こえる 雷なのか、氷河にひびが入る音なのかは分からない アルバニアからトルコまで一緒に旅したドイツ人 彼がジョージアに行きたがっていた理由が、今なら分かる ここには美しい自然がある 優しい人々がいる このトレッキングコースでは、多くの登山客に会った 山を登りきると、村まで下る 日差しが強くなってきた 彼女たちにも疲労しているのが見え始めた 私のザックの1.5倍はある大きなものを担いでいる 荷物が多いようだ 車が通る道に出ると、3人でヒッチハイク 2km先まで行く車をゲット そこからは7km歩き ヒッチハイクでは、車は捕まらなかった 天気が本当に良く、トレッキング日和 ウシュグリまで4kmという標識を通りすぎる 川沿いを3人でてくてく歩く ひなたは暑いが、日陰に

ジョージアは不思議な巡り合わせに満ちている

イメージ
7/15(水) 【メスティア ~ アディシ】 今日はヒッチハイクで、ウシュグリへ あまり車が通らないような道なので、困難を極めるかもしれない と、出発前は思っていた しかし、歩き始めて3kmくらい すぐに止まってくれた 行先はウシュグリではないが、ありがたい この車を捕まる前に、ある2人組に会った ドイツ人のサイクリスト ドイツから中国までの自転車旅 彼らとは、バトゥミのホステルが一緒 これからのルートもほぼ同じ また、どこかで会えると思っていたが、こんなにも早く再会できるとは! ヒッチハイクした車が分岐点で止まる そこには、すでに女性2人組のヒッチハイカー ヒッチハイクした車の男性2人組は、この辺りのガイド 1人は英語が話せた 話を聞くと、ウシュグリへ行く車は少ないらしい しかし、男性らがこれから向かう山からウシュグリに通じる トレッキングコースがあるようだ ヒッチハイクで、ウシュグリまで行こうと思っていたが予定変更 旅は道連れ 彼女たちも一緒にトレッキングでウシュグリへ チェコとスロバキア人の2人組 香港からスタートして、ヒッチハイクでチェコまで行くらしい 私とは逆方向 車から降りると、ジョージア流のもてなし 酒で何度も乾杯 朝11時 しかも、これからトレッキング しばらくすると、イスラエル人グループも、やってきた 彼らも同じコースを歩くようだ ガイドにお別れとお礼を言って、3人で出発 コースは緑いっぱい 先日のトレッキングに比べれば楽勝 天気が良くて、景色もきれい 多少ぬかるみに足をとられるが、それ以外は問題ない あとは、牛や馬の糞が多々あるくらい 6km歩いてアディシという村に到着 その手前の丘の上で朝ごはん 彼女たちにスープとラーメンを分けてもらった ヒッチハイクでウシュグリまで行くつもりだったので、食料の準備は何もしていなかった 彼女たちに感謝 アディシを過ぎ、さらに歩き進む ベルギー人カップルと出会う 彼らも同じコースでウシュグリへ 彼らはメスティアから、3日かけて歩いてきたらしい 今日は川の近くでみんな一緒にキャンプ 川を渡らないといけないのだが、日中は水量

メスティアでジョージアンBBQ

イメージ
7/14(火) 【メスティア】 メスティアを出発する予定だった が、変更 なぜならバーベキューに誘われたから ドイツ人ファミリーとメスティアを牛耳るナカニーファミリー 朝は、いつものジョージア人のおじさんに誘われカフェ コーヒーを一杯ご馳走になった 彼はまだ昨日の酒が残っているようだ カフェテラスからは、雪山と、眼下に流れる川を見渡せる 川近くには牛や馬がのんびり、尻尾を振りながら歩いている 「うさぎ追ーいし、かの山♪」 「こぶな釣ーりし、かの川♪」 と、今にも「故郷」の音楽が聞こえてきそう コーヒーを飲み終えると、一旦解散 彼は眠りにいった 私は少しだけメスティアの町歩き 特に何も変わったものもない、平和な町 変わったものと言えば、日本車が走っている メスティア限定ではなく、ジョージア全体 ヒッチハイクでも気づいていた なぜかというと、右ハンドルだから その全部が日本メーカー 日産、トヨタ、ホンダ、三菱、スバル、マツダ 日本の中古車を輸入して、そのまま使っているようだ 話によると、シベリアから流通してきているようだ 4時に再集合 下ごしらえをした野菜や肉などを車に積んでいく 乗った車はトヨタ 北海道苫小牧の車標登録のシールが貼ってあった 車内のエアーバッグなどの説明も日本語表記 オーディオのボタンも「メニュー」「設定」など日本語のまま 日本車に乗って山へ向かった 着いた場所はウシュバ山が拝め、メスティアの町を眼下に見下ろせる最高の場所 ウシュバ山は最後まで雲に覆われ、全貌を見ることは帰るまで叶わなかった 90%近くまでは、姿を見せてくれた 今日はメスティアに来て、初めての晴れ それでも、姿を現さないのはかなり標高が高い証拠 4700mある 一昨日か昨日もっと近くで見るはずだった… これでも十分最高 バーベキューはチキン、ポーク、カチャプリ、ポテトサラダ、パン とにかく量が多い 食後にはスイカとケーキまであった もちろん、大量にあるのは料理だけではない お酒がなければ、ジョージアの食事ではない 「マレキペ」という、酌をする大役を私は任された ワインがなくなったコップに注いでいく

メスティアを牛耳るファミリーに気に入られた

イメージ
7/13(月) 【メスティア】 雨風でほとんど眠っていない 登山は諦め、下山することに決めた 天候には逆らえない 7時にツェルトから這い出る 雨は止んだので、一安心 しかし、霧なのか雲なのか視界は悪いまま 濡れたツェルト、寝袋などをパッキングして出発 少し重くなったザック 足元に気をつけながら、一歩一歩下っていく 下りだから大したことないだろうと、思っていたがそうでもなかった 自分が思っていたよりもかなり昨日登ってきたようだ メスティアの町が遠い… というか、下っても下っても町が見えない 天気も不安定 雨が降ったり止んだり 3時間かけて、下山完了 昨日と同じゲストハウスにチェックイン シャワーを浴びて汚れを落とし、体を温める そのあとは、腹ごしらえ マーケットに行き、インスタント麺を購入 ゲストハウスの隣で1ラリの大きな丸いパンも買った 焼きたてのパン 何も付けなくても、塩味がほんのりする パリパリの部分ともっちりした部分 素朴な味 インスタント麺を食べて、体の芯から温める その後は昼寝 疲れた体を休める 夕方になり、外出 ゲストハウスの前にはヒッチハイクで拾ってくれたジョージア人ガイドのおじさん お酒に誘われた ジョージア語で何を言っているのか分からない でも、飲みに行くことは間違いない 歩いている途中、ここは俺のもの ここも俺の家 このカフェも俺のもの と、色々自慢してくる 本当にそうなのか、単に酔っぱらっているのか とある家に入っていく 家の中に入ると、壁に飾ってある写真を見せてくれた 柔道の写真 しかし、おじさんではない ジョージアは柔道が強い国らしい ダイニングに行くと、すでに数人が食卓を囲んでいた 彼らのいうがままに食事 ジョージア流のもてなし 「食べろ、食べろ」「飲め、飲め」 乾杯も最初の1回だけではない 何度もする いろんなことに感謝の辞を述べ乾杯する そして、一気飲みしなければならない 4杯もホームメイドのワインを一気飲みさせられた 話を聞くと、彼ら一族はナカニーというらしい このメスティアを牛耳っているようだ おじさんもその一

ジョージアの山が私に立ちはだかる

イメージ
7/12(日) 【メスティア】 今日はトレッキング 朝早く出発する予定だったが、地図がない インフォメーションも閉まっている ゲストハウスのwi-fiも調子が悪く使えない もしくは、私のスマホが寿命なのか 八方塞がり… インフォメーションは11時に開いた 地図をゲットし、トレッキングへ しかし、登山口を探すのに1時間以上もかかってしまった サインが何もない 牛が作った獣道がいくつもあり、どれが正しい道なのかが分からない… 正しいコースを歩き始めると、急な坂道の連続 99%は登り坂 今までのトレッキングで一番しんどい それとも、トルコのリキアンウェイ以来で、体がなまっているのか 坂の途中で、何度も立ち止まったのはこのトレッキングが初めて 3時間歩いて、展望スポットに到着 メスティアの町からも、小屋と十字架が山頂に小さく見えていた その場所にたどりついた 買ってきたバナナとモモを食べて小休止 その後も、坂道は続く 人気のトレッキングコースらしく、多くの登山客とすれ違った しばらくすると、湖らしき場所に着いた 大きな池といった方がいいかもしれない それが数ヵ所ある その回りに寝そべったり、おやつを食べたりしている登山客らが数組 私は先を目指す 目指しているのはウシュバ山という山が近くで拝める場所 ウシュバ山は、スバネティ地方で一番高い山 そこに向かって、また坂道を登っていく 時には、手を使わないと登れないような急な坂もある 富士山の御殿場ルートのよう 足元が砂のような砂利道を進まなければならない 足を砂利にとられ、思ったように進まない ようやく雪の部分に到着 ここまで来ると緑はない あるのは白い雪と茶色い岩 さらに、雲が辺りを覆っている そのため、視界が悪い 上に十字架があるのが見えた しかし、さっきまで見えていたその十字架も見えなくなってしまった 不幸なことにサインも見つからない どうやって進めば、この急な崖のような道を越え、 十字架のある場所に行けるかが分からない 視界が良くなった時に、道を探すも見つからない… 仕方なく、この付近でキャンプする 下りるには、微妙な時間帯 湖の

アメリカではないジョージア

イメージ
7/11(土) 【バトゥミ ~ メスティア】 ここ数日は黒海で海を満喫した 今日は山を目指す 「自然が好き」 と、ジョージア人に言うと、 「スヴァネティ地方がお勧めだよ」 と、答えてくれた ジョージアでの初ヒッチハイク 30分で1台目が止まった ジョージアもヒッチハイクは十分通用するようだ 隣町までのドライブ ヒッチハイクできる場所を求め歩く ジョージア人のおじさんに絡まれた 「セックス」 と、親指と人差し指で作った輪っかに指を出し入れしながら言ってきた… とりあえず、距離を置いてヒッチハイク再開 すぐに止まった 行先とは少し外れた村で降ろしてもらう 歩いていると、1台の車がバックしてきた 行先を告げると、歩いている向きが逆方向らしい 歩いて引き返す 逆ヒッチハイク また、すぐに止まったが言葉が通じずコミュニケーションが取れない 同じ道を引き返す 1台目よりもさらに遠い町中の場所で降ろしてくれた う~ん、何だかうまくいかない いっそのこと、歩いて分岐点まで向かう でも、ヒッチハイクは順調 30分で4台目 5km先まで 見通しのいい場所で降ろしてくれた すぐに5台目が止まる ポティという町の手前 歩きながらのヒッチハイク 6台目が止まる アルメニア人の親子 息子はロシアに留学予定 英語が少し話せた 「アルメニアにいるアルメニア人は2万人、ロシアにいるアルメニア人は3万人なんだよ」 「アルメニア人はみんなロシアに行ってしまうんだ」 そんなことを教えてもらった 「アルメニアにも、行くよ」 と、言ったら観光スポットを紙に書いて教えてくれた また、アルメニアとアゼルバイジャンの国境は閉ざされているらしい ルートに悩みがまた一つ増えた… 彼らの行先はズグディディ スヴァネティ地方の入口近く 途中でとうもろこしの差し入れを頂く ズグディディに着くと、雨が降りだした スヴァネティ地方のメスティアはもっとひどい雨らしい 町で所用を済ませる親子を待つ どうやらメスティアの道まで連れていってくれるようだ そのまま、山道に突入 しばらく車を走らせると1台のバンと遭遇 おじさ

イランビザをGET

イメージ
7/9(木) 【バトゥミ】 昨日はリラックスデー 今日は朝から、イラン大使館へ 昨日はお休み 朝9時半に行くも、開館しておらず 20分後にようやく手続き開始 スーツが決まった男性が担当 飛行機で行くか、約2週間待つよう促された しかし、バスで行く旨を伝えるとどこかに電話しにいった また、国籍と職業を聞かれた しばらくすると、紙を持って帰ってきた 写真2枚(結局1枚で十分だった) 60ユーロ(約8060円) パスポート これで、今日取得できるようだ 書類に必要事項を埋めていく 担当の係は1人だけ 仕事中の彼に手を振って合図する 一つ一つ英語で書いた項目をペルシャ語?に書き起こしていく 発音を私に確認しながら行う それに私は 「Yes…Yes…」 と、頷く 最後にメールアドレスを聞かれて終わり 4時に再度来るように言われた 「Have a nice time in Batumi」 と、言ってもらいお別れ それまでは、ビーチで過ごした 今日は久しぶりに天気がいいのだ ホステルのみんなと海水浴 ドイツ、アゼルバイジャン、アメリカ、日本 ビーチはたくさんの人で賑わっていた 石のビーチ 寝そべったり、泳いだりの繰り返し 今日は本当に暑い 黒海の水も気持ちいいくらいの冷たさ 3時にみんなと別れ、4時にイラン大使館に向かう 担当の審査官はメガネをかけたおじさんに変わっていた 2日前に会って、対応してくれた人と同じ イランビザが貼られた私のパスポートを返してくれた これで、イランに行ける 2015年7月 ジョージア バトゥミ 黒海のそばにあるモニュメント

旅に休息は必要

イメージ
7/8(水) 【バトゥミ】 昨日のパーティーでほとんどのゲストはダウン 私も11時過ぎに起きた 今日も天気が悪い そんな中、少しだけ町歩き ホステルのドイツ人も一緒 2人でドイツから中国まで自転車旅 もう一人は酒でダウン 2人で出かける 黒海のビーチ沿いを歩く テスト期間中なのか、たくさんの学生が大学前にたむろしていた 音楽がする方に歩いていくと、コンサート会場があった 窓から中を覗くと、ダンスを踊っている 入場料は無料のようだ ジョージアの伝統ダンス 足の動きが特徴的 小刻みにステップを踏む 手はフラダンスのよう しなやかに動かす 上半身はゆっくり、下半身は速く どこか、コンテンポラリーダンスに通ずるものも感じた 間にはカラオケ大会の時間も挟む 3歳ほどの小さな女の子が歌ったりしていた とてもローカル色の強い会場 踊っている途中も、平気でステージ横の階段を使ったりしている 会場の後ろでは、小さな子たちが走り回ったり、真似してダンスを踊っている 会場の外ではチャリティーをしていた 2ラリ(約110円)を払って、ペンダント、メッセージ、フリーハグ お金を払っているので、ただのハグか… そのあとは、近くのタワーへ そこの警備員と仲良くなった 彼は英語の先生とセキュリティの掛け持ち 一つだけでは食っていけないらしい 今はタワーに上れない ジョージアのアルファベットは世界最古のアルファベットのうちの1つらしい ジョージアの文字はにょろにょろとしており、丸文字 かくかくと尖ったものがない 30分近く話して、ホステルへと帰った 今日は昨日のパーティーで、みんなリラックスデー 2015年7月 ジョージア バトゥミ 民族舞踊ショー

イランビザ取得に国をまたぐ

イメージ
7/7(火) 【トラブゾン ~ バトゥミ】 朝からイラン大使館に行ってきた トラブゾンで、イランビザが簡単に取れると聞いたからだ しかし、結果からいうと駄目だった システムが変わったようだ 玄関のベルを鳴らして中に入る すでに1組のカップルが申請をしているところだった 女性は頭にスカーフを巻いている 神妙な面持ちだ 審査官にビザを取りたいという旨を伝えると、紙切れを渡された このサイトでリファレンスナンバーなるものを取得しなければならない それならば、トラブゾンに用は無い ホテルをチェックアウトすると、ヒッチハイクに向かった 行先はバトゥミ ここからはジョージア そして、ここでのイランビザも簡単に取得できるようだ およそ40日いたトルコともおさらばだ いろんな出会いに溢れていた また、いろんな荷物が寿命になった スマホの充電器が壊れ、スマホのバッテリーも寿命 Wi-fiを使うと、30分も持たない シューズとサンダルもボロボロ 長ズボンも穴が開いている ジョージアで新しく買い揃えようかな 1台、2台と順調に乗り継ぐ 降ろしてもらった場所もヒッチハイクしやすい 昨日のように、毎回1時間とか歩かなくて済む 3台目が止まる 行先はジョージア しかも、バトゥミまで送ってくれるようだ これなら、バトゥミでのイランビザ申請に間に合うかもしれない 首都のトビリシで働くトルコ人 トルコのトラブゾン、リゼ辺りは茶畑で有名 ここから、あのチャイが作られているようだ 右は山の斜面にある茶畑 左は黒海 こんな道を通ってジョージアとの国境を目指す 国境で一旦お別れ 私は徒歩で、男性は車で入国 審査場所には多くの出国待ちの人だかりができていた 窓口は2つ それでも20分もすれば、自分の番が回ってきた 特に何も聞かれることはなかった ちらりと顔を一瞥されただけ トルコ出国 歩いて、今度はジョージアのパスポートコントロールへ 大きな免税店の横を通りすぎる ジョージア側にはほとんど並んでいなかった すぐに、ジョージア入国 国籍と行先を聞かれた 審査官の女性はにこやかに、 「Welcome」 と

名古屋はトルコ街だった?

イメージ
7/6(月) 【オルドゥ ~ トラブゾン】 昨日と同じように、タクシー会社のオフィスで起きた そういえば、また日本語を話すトルコ人に会った やはり、名古屋で働いていたそうだ この人も、強制送還されたらしい 15~10年前の名古屋はトルコ人ばかりだったのか 何があったのだろう ここ2週間で、名古屋で働いた3人のトルコ人に出会った さて、昨日やったことといえば、ボズテペという山に登ったくらい ケーブルカーが通っている が、バックパッカーの私はもちろん徒歩 景色はいまいち ここ数日、黒海沿岸の天気は微妙… 梅雨のような天気が続いている そのため、昨日も曇天の空 そして今日も ラマダン中のムスリムにとっては、暑くなくて楽なようだ そんな天気の中でのヒッチハイク 今日はトラブゾンまで ヒッチハイクできる場所まで歩く ヒッチハイクポイントさえ見つかれば、こっちのもの トルコでは、すぐに捕まる 1台止まり、次の町へ また、ヒッチハイクポイントを探す 雨も途中で降りだした 途中で、カフェにいるおじさんたちにチャイをご馳走になった 雨宿りも兼ねて、しばらくここで休憩 パンも頂いた さらには、乗り合いバスを呼んでくれ、タダで乗せてくれた これに乗って次の町へ さらに歩いてヒッチハイク トラブゾンの手前まで行く車をゲット また、歩いて町の中心街から離れてヒッチハイク トラブゾン行をゲット 白髪のおじさんは英語が喋れた トラブゾンの隣町リゼに行くおじさん 用も無いのに、トラブゾンのセンターまで寄ってくれて降ろしてくれた ヒッチハイクポイントを探すのに、今日は疲れた 6時間かかった フリーwi-fiでホステルを探す 安宿はないようだ Wi-fiを探すのにも苦労した 同じ場所を行ったり来たり 結局、歩いてホテル探し メインスクエアの脇にホテルが集まっている場所がある そこで、探した 1軒目で決定 他のホテルをチェックすると言ったら、値引きしてくれた ネットの最安値より良かったので、ここに決めた 今日は本当に歩き疲れた すぐに、ラマダンご飯を食べに、公園へ 8時を過ぎていたので、おかずは残っ

予期せぬ出逢いは偶然か、必然か

イメージ
7/4(土) 【サムスン ~ オルドゥ】 昨日と同じ線路横 そこにある公園の芝生で朝を迎えた 曇り空 ヒッチハイクに支障をきたさなければいいのだが… 今日はオルドゥという場所を目指す ケメルで会った日本語を話すおじさん 彼の出身地 彼の父親を訪ねることになった すぐに1台の車が止まる 途中の町まで 薬学を勉強し、動物のエサの会社で働いている 会社の工場に立ち寄る 獣臭がすごかった 車が進むにつれ、雲行きが怪しくなってきた 遂には雨が降りだした 雨宿りできる場所で降ろしてもらう 少し歩き進むと、お店から手招きする男性たち 近寄ってみると、さっき車から見た他のヒッチハイカーもそこにはいた イスタンブールでの留学を終えたアルゼンチン人 ジョージアを目指しているようだ 雨宿りしている最中、お店の少年たちからいろいろ質問されたのを英語に訳してくれた 30分の足止めは予定外だが、新しい出逢いがあった 雨も弱まり、彼と一緒にヒッチハイク再開 30分で止まる ジョージア近くの町まで ジョージア人男性2人組 トルコ語を操るアルゼンチン人を介して、いろいろ会話した 昼ごはんにキョフテまでご馳走してもらった さらに食後のチャイまで チャイ屋のおじさんが強烈なキャラクター アインシュタインのような風貌 コミカルなリアクション 両手を上げ、後ろにのけぞるように驚きのリアクションをとる人は、 今日にはあまりいないだろう オルドゥには3時到着 5時間かかった ケメルのおじさんに連絡するが、なかなか返信がこない そうこうしていると、スマホのバッテリーも限界がきた 充電できる場所を探すが、見つからない 教えてもらっていた車屋の名前だけを頼りに自力で探す ガソリンスタンドでトイレを借りると、メガネをかけたおじさんに会った すると、8時にここに来て食事しようと誘われた おじさんは、タクシードライバー ガソリンスタンド横にオフィスがある オフィスといっても、4畳ほどの小屋 タクシードライバーは優しい人が多い サムスンでも話しかけられ、オルドゥではもう一人にも別の場所で声をかけられた 暇なんだろうか? 町をぶら

トルコの韓国みたいな名前の場所で、イラク人に囲まれる

イメージ
7/3(金) 【サムスン】 昨夜は雨が降って、2時に一回目が覚めた それとも、公園のスプリンクラーだったのかな 昨日は眠くてマットレスと寝袋だけで寝ようとしていた ツェルトを張っていて良かった 日がツェルトに当たり、暑くなって起床 爪を切ったり磨いたり、荷物の整理をして朝を過ごす アウトドアのお店に行ってみたが、欲しいものは見つからなかった そう言えば、ここの警備員に声をかけられた トルコでは、 「日本人?」 と、聞かれることが多い 南米のように、 「中国人?」 と聞かれることはなくなった まあ、一部では 「カザフスタン人?」 と、聞かれることもある そう聞かれて、俄然カザフスタンに興味を持った 同じルーツがカザフスタンにもあるように感じる 今後のルートをどうしよう… その後は、マクドナルドに行ってスマホの充電 日記を書いたりしていた フリーWi-fiスポットに向かうと、昨日と同じタクシードライバーに声をかけられた 何の用も無いのに、声をかけるトルコ人 タクシードライバーは暇なようだ 公園に行って一休み 今度はイラク人に声をかけられた スマホの翻訳機能で会話 トルコにはイラク人が多いようだ すれ違う人を見て、 「イラク」 と、教えてくれる アラビア語とトルコ語を話せる 彼と別れると、私はラマダン用の食事へ サムスンはモスクの前ではなく、メインスクエアが会場 全部で千人くらい イスとテーブルがずらーっと並んでいる 座りきれない人は、近くの階段や、立って食事 ここに秩序はなく、ご飯の配給元に人だかりが出来ている 列を作って並ぶということはなかった サムスンの会場が今までで、一番大きく、一番カオスだった もみくちゃにされながら、パンとスープ、水、アイランをゲット ゆっくりと味わう 食後は海沿いを歩いて、キャンプ場所に戻ろうとした すると、さっきのイラク人に声をかけられた 友達も一緒 3人で海辺のベンチに座る サムスンの海沿いは整備されている ランニングコースやサイクリングコースになっている 露店も少しある また、ライトアップされた馬車も観光客用に走っている 若者た

ヒッチハイク1日最長距離達成か!?

イメージ
7/2(木) 【ギョレメ ~ サムスン】 9時起床 朝早く起きれたら、またバルーンを見に行こうと思っていた が、ダメだった 朝食を食べてチェックアウト 思えば、3日前にヒッチハイクで拾ってもらい、そのままホステルにお世話になった とても居心地のいいホステル 1階にあるレストランのスタッフもフレンドリー いろいろサービスで頂いた 「ノルドゥ、カンカ?」 「イーム、イーム」 と言って、握手を交わし、左のこめかみ、右のこめかみ同士を合わせる 顔なじみになったスタッフ これが、トルコ流の挨拶 「ノルドゥ」は、この地方の方言 「How are you?」と同じ 「カンカ」はトルコ全体で、「my friend」と同じ ラテンの「amigo」、コロンビアの「マリカ」といった感じだろうか 11時にヒッチハイク 黒海を目指す ギョレメ郊外を歩きながらヒッチハイク アバノスという隣町へ行く車をゲット 次に止まったのは長距離トラック カイセリ行 1時間のドライブ 順調、順調 分岐点からちょっと離れた場所で降ろしてもらった 分岐点まで40分歩いて戻る 止まったのは、またしても長距離トラック サムスン行 順調過ぎる 3台で今日のヒッチハイク終了 トラックのおじさんとは7時間のドライブ トルコ語を推測しながらの会話 それでも、やはり限界はある おじさんは私が被っていたキャップが、気に入ったらしい 「ジャポン、ジャポン!」 と、連呼していた ステレオからはトルコの音楽 演歌みたい トルコ人は演歌が好きと聞いたことがある それは、トルコの音楽と似ているから 途中で昼ごはん おじさんにおごってもらった そのあとは、洗車 トルコでヒッチハイクすると、よく洗車の時間がある 高圧洗浄機で汚れを洗い落とす トラックなので時間がかかる 重さを量るトラックの検問所がある 38トンあった 荷物を覗くと、マスカット 夜8時 サムスン到着 お礼に折鶴をあげた それから、気に入っていたキャップもあげることにした 中心街から、離れていたので歩いて向かう 知らない街を夜に1人で出歩く 南米とかだ

ギョレメは居心地のいい町

イメージ
7/1(水) 【ギョレメ】 朝5時に起床 他のルームメイトは既に出発していた 急いで丘へ上る 歩いていると、丘の向こうにバルーンが見えた 早歩きで上る 間に合った 他のバルーンは準備中 まだ地上近くで待機している 20分後 徐々にバルーンが空高い場所へと上がっていく ゴーゴーという炎を焚く音が、こちらまで聞こえる 5時40分頃がピーク バルーンの数を数えると、およそ90 太陽も向こうの山から顔をのぞかせた 6時前には、バルーンの数も減ったので帰宅 二度寝 9時に起きて朝食 9時半からはツアー グリーンツアー 105リラ(約4740円) 昼食と入場料込み グループ割引でこの値段 同じ部屋のオーストラリア人、イギリス人、韓国人2人と一緒 他のツアー客も合わせて10人 日本人も他に1人いた まず、向かったのはパノラマ景色が楽しめる場所 ここは、まあまあ ギョレメから近く、1人でも来れる 昨日のハイキングのあとだからか、景色が同じように見える 10分で移動 地下都市、デリンクユ 狭い入口を下っていく 喘息の人の治療所でもあるようだ 洞窟療法 以前、テレビで見たことがある 中にはキッチン、教会、墓、ワイナリーなど 生活できるようになっており、8層構造? 唯一の謎がトイレらしい どこでしていたのか、まだ分かっていない 敵に見つからないように、料理するのはいつも夜 エアーダクトがいくつかあり、換気はそこでしている ひんやりとしている洞窟内 長時間いると肌寒く感じる 中は複雑に入り組んでいる これも、もし敵が入ってきた時に容易に脱出させないため だから、道幅が狭く天井も低い通路がいっぱい 中腰で頭を下げないと、歩けない ここが、私にとってこのツアーのハイライトだった その後は、谷に行って4kmのハイキング 川沿いを下る簡単なコース 木陰も多く、ほぼ平坦 川もそこまできれいではない 谷の岩壁を見ると、多数の穴が見られる それらは鳩の巣らしい その鳩の巣がいっぱいあるから、このあと行く谷の名前はpigeon valley と言う ハイキングが終わると、レストラン

これがカッパドキアか~

イメージ
6/30(火) 【ギョレメ】 同じ部屋の韓国人2人と近くの谷をハイキング 朝のバルーンを見に行ったら、天気が悪くて中止 4時半に起きたのに… その影響もあり、ハイキング中は雨が降ったり止んだり 洞窟やトンネルで雨宿り カッパドキアには洞窟やトンネルがあちこちある 雨宿りには困らなかった こういった天気は珍しいようだ ホステルの受付が教えてくれた 10年いるが、この時期にこんな雨が降るのは初めてだと言っていた 私が到着した前日も雨が降った 迷いながらもバラの谷、パシャバイという場所を訪れた カラフルな谷 地層ごとに色が違う 緑や赤、黄色 はっきりと線が見える そして、パシャバイ キノコの形をした奇形岩がある場所 そこを歩き終わると、ヒッチハイク 車の通りは少ない 歩いてヒッチハイク 韓国人2人は初めての体験 5台目がすぐに止まってくれた ギョレメまで10分 すぐに帰ってきた ホステルの下にあるケバブ屋で昼食 あとは、疲れた体をホステルで休める チャイが飲み放題なので、それを飲みながら、日記をつけていた 夜はメキシコ人たちと喋った 久しぶりにスペイン語を使った ぎこちなかったが、伝わってはいたようだ 83歳のおじと来ている女性 そのおじいちゃんがかなり元気 0時過ぎだというのに、今から丘に上ると言い出した 「バモノス!」 と言われ、私まで上るはめに… ギョレメの夜景 格別すごいというわけでもない 満月に近い月 その明かりで星はあまり見えない 1時にホステルに帰ってきた 疲れた私は就寝 おじいちゃんたちは、夜のギョレメへとまたホステルをあとにした 2015年6月 トルコ カッパドキア バラの谷

ヒッチハイクで築くwin-winの関係

イメージ
6/29(月) 【コニャ ~ ギョレメ】 眩しい空港内で目を覚ます 明るくてあまり眠れなかった 6時起床 トイレでスマホを充電しながら、歯みがき 空港内にwi-fiはなかった 6時半 空港を出発 歩いてヒッチハイクポイントへ 歩いていると1台の車が止まった 指を立てずに、ヒッチハイク成功 2分のドライブだったが、ありがたい また、歩いてヒッチハイクポイントに向かう 8時ヒッチハイク開始 40分で中継点のアクサライへ行く車をゲット クッキーを途中のガソリンスタンドで買ってくれた ここで猛烈な睡魔 ちょっと寝てしまった アクサライ到着 右を見ると、まだ山頂に雪を少し被っているきれいな山がある 1時間歩いてヒッチハイクポイントに到着 止まってくれたのは、長距離トラック トルコではイズミル以来2回目 トルコ人はきれい好き 座席は土足禁止 カーペットが敷かれていた トルコ語を推測しながら、会話する 1人旅に戻ってから、急速にトルコ語を覚えるようになった イスパルタで会った友人の存在も大きい 同じトルコ語が母語でない外国人同士、いろいろ教えてもらった ネフシェヒルという、ギョレメ近くの町で降ろしてもらった また、歩いてヒッチハイクポイントを探す 10分でゲット ギョレメ行 しかも、ホステルで働いている男性2人組 値段を聞くと、7ユーロ(約960円) 行こうと思っていたホステルとほぼ同じ値段 部屋を見せてもらい、即決 ここに泊まることにした ヒッチハイクでホステルも探さずに済んだ 彼らにとっても、ヒッチハイカーを宿泊客としてゲットした 正にwin-winの関係 14時には着いたので、部屋には一番のり あとから4人来るようだ 昼ごはんを、食堂で食べる 値段はやはり少し高め 観光地価格 イスパルタの食堂は4品選べ、パンとサラダ付で6.5リラだった 夕方まではのんびり明日の計画を立てたりした ここにきて、ショックな出来事 スマホの充電器が故障 朝の空港では充電できたのに… スマホを購入した4年前のものだから長持ちしたほうだろう ホステルの充電器をしばらく借りることになった

ムスリムの優しさに触れる

イメージ
6/28(日) 【イスパルタ ~ コニャ】 昨日は4時に帰宅 毎日、ラマダンのドラムが鳴り響いたあとに、帰宅する 3時頃になると、街中にドラムが鳴り響く イスラム教の人は、その時間に起きて食事 その時間を過ぎると、日が沈むまで食事ができないからだ そのため、朝早いにも関わらず、電気がついている家庭が多い 食べたあとは、また寝るらしい 9時に起床 シャワーを浴びて、友人が作ってくれたホットサンドとパスタを食べた 食器を洗って、荷物をまとめる 友人も今夜、ここを離れるようだ レポートも無事に昨日、書き終えたみたい 2日後にはスペインに帰る 別れを言い出発 彼や彼の友人からは、トルコ語や文化などを教えてもらった 歩いてヒッチハイクポイントへ 行先はコニャ カッパドキアまで行くつもりだが、1日ではちょっと遠い距離 中間にあるコニャを、ひとまず目指す 30分後 おじさんが、途中の分岐点まで乗せてくれた 降ろしてもらった瞬間 次の車が捕まった この先にある湖のそばの町 幸先いい滑り出し さらには、乗せてくれた家族がバスターミナルまで連れていってくれた 何をすのるかと思えば、コニャ行のバス代を支払ってくれた ヒッチハイクで行きたかったのだが、彼らが熱心に説得してくる 2回断ったが、それでもダメだった 彼らの好意に甘えた 出発は1時間半後 やはり、ヒッチハイクした方が良かったかも バスより早く着いただろう ターミナルのベンチに腰掛け、時間になるまで日記をつけていた 15時になり、バスに乗車 チケットを見ると、40リラ(約1830円) 家族に支払わせて申し訳なく思った 乗った車からは、決して裕福そうには見えない彼ら 久しぶりの長距離バス ドライバーだけでなく、乗務員も添乗 飲み物やスナックのサービスもあった Wi-fiと電源、トイレは付いていなかったが、トルコのバスはサービスがいいようだ 18時 コニャに到着した 近くをうろうろし、wi-fiを探す センターはここより、少し離れているようだ とりあえず、お腹が空いたのでターミナルの食堂でご飯 バスターミナルの前にモスクがあった もちろん、

お腹が空いたらモスクに行こう(ラマダン限定)

イメージ
6/27(土) 【イスパルタ】 イスパルタでは友人と会っていた 彼のアパートに滞在中は、特に変わったことをする訳でもなく、ゆっくりとしていた 友人もトルコ人にタダで借りているアパート 3部屋と6つのベッドがあるが、今は友人と私だけ それにリビング、ダイニングキッチンもある広い間取り 一番上の階にあり、見晴らしがいい 日当たりもよく、風もよく通る 他のルームメイトは、卒業したり、旅行で家を空けていた これでリキアンウェイの疲れも癒されたことだろう 友人は卒業レポートで忙しく、日中はずっとパソコンとにらめっこ アラスモスという、ヨーロッパの留学制度 それを使って、トルコにやって来ている 彼の友人もトルコ人だけではなく、ポーランド、ルーマニア、チェコと多国籍 その制度の終了時期らしく、母国に帰る学生や新しく来た学生が多い 日中は、一人で街を歩いたり、湖まで歩いて行ったりしていた 夜は一緒に行動 8時になると、毎日中心街のモスクに行っていた 目当ては夕食 今はラマダン中 毎日、時間は違うが夜明けから日が沈むまで食事をしないイスラム教の方々 今年は18日に始まったようだ 友人がラマダンのカレンダーを見せてくれた お祈りの時間、食事していい時間など、毎日書かれていた 日が沈む時間に、モスクでは無料の夕食を配っている それ目当てで毎日通っていた みんなも同じ考えのようで、時間前になると、モスク前に行列ができる 日本人だろうが、スペイン人だろうが問題ない 仏教でもキリスト教でも関係ない 日替わりのメニューでデザート付 ご飯、パンとおかず2品、デザート、水 遅く行くと、品切れしていることもある そこで食事したあとは、小腹を満たすために、毎回どこかに行っていた チーキョフテやキュヌフェなど チーキョフテはケンタッキーのツイスターみたいな食べ物 キュヌフェはトルコのデザート キュヌフェはかなり甘いが、美味しいチーズのスイーツ バクラバよりも私はこっちが好き また、腹にたまる これが済むと、ビールを購入 買ってポーランド人の家に行って飲む 毎日2時3時過ぎまで語る こんな毎日が続いた 本当に海外の大学生活って楽しそう

トルコ大好きスペイン人

イメージ
6/24(水) 【アンタルヤ ~ イスパルタ】 アンタルヤではのんびり過ごした 何もしなかった 暑くて、どこにも行く気にならなかった 1日中、個室のベッドに横たわる 涼しくなって、出掛けたがあまり面白くない アウトドアショップやスポーツショップを少しのぞいてみた お目当ての物は見つからない そして、今日はイスパルタというところに向かう そこにはポーランドで会った友人がいる スペイン人 トルコの大学に留学中 ヒッチハイクポイントまで歩いていく 4時間もかかった しかし、アスファルトで舗装された平らな道は、 リキアンウェイに比べると、なんてことなかった 車も10分で捕まる 一発でイスパルタ行 女性が止まってくれた 彼氏に会いに行くらしい 女性が止まってくれることは珍しい タバコや水など勧めてくる 音楽もクラブミュージック系のものをかけている 私がうとうとしていたら、シートを倒して寝ていいよと言ってくれた お言葉に甘え、少し仮眠 1時間半で到着 センター街でおろしてくれた Wi-fiを拾って、友人に連絡 30分後に迎えに来てくれた 今日からは、彼の家でお世話になる 彼は大学のレポートで今は忙しい 夜だけ、一緒に過ごせる 荷物をおかせてもらうと、彼はすぐにレポートにとりかかった 私はゆっくりくつろぐ まだ、リキアンウェイの疲れが抜けていない 夜は彼の友人らと一緒に会った 安い食堂でご飯を食べ、友人宅でビール 何だろうこの感じ 久しぶりだな 心地いい 2015年6月 トルコ イスパルタにある湖

旅をする理由なんて単純

イメージ
6/22(月) 【ヒサーチャンディル ~ アンタルヤ】 いくつの山を越えただろう いくつの川を渡っただろう 1日中 歩いた日もあった 登りだろうが 下りだろうが 崖だろうが 沢だろうが 人の家の裏庭や畑だろうが 顔が蜘蛛の巣だらけになろうが シューズに穴が開いていようが そんなことは関係ない 何度も立ち止まった マメが潰れても ザックの紐が肩にくい込んでも 犬に吠えられても 道に迷っても 暑くても 雨が降っても お腹が空いても 喉が渇いても 歩き続けた 毎日 赤と白のサインを追い続けた カメがのそのそと動き ヤギがメェ~と鳴き 虫がブンブン飛び回り 風がスースーと吹き 木々はザワザワと揺れ 太陽がさんさんと照る 歩き続けた 何のため? すべてはこの日の為に 山の向こうはどうなっているのだろうか 川はどこから始まっているのか この先には何があるのか ゴールはどんな風になっているのか ただただ それだけが知りたくて 歩き続けた リキアンウェイ 旅にも同じことが言える この先の出逢い 見たことない景色 それを見たい、知りたい そんな簡単な好奇心があるから、旅をしている 全部の道のりを歩いた訳ではない 計10日間のチャレンジ それでも、このトレイルに出会って本当に良かった 全部歩くと、509km いつかまた挑戦したい 今度は全部の道のりを 山に登って、海で泳ぐ 遺跡を見て、古代リュキア人に思いを馳せる そんな毎日の連続 リキアンウェイのゴール地点に到着 本当は、あと1日はかかると思っていた ゴール地点からはヒッチハイク 1台目で青い車が止まった 一発でアンタルヤの中心街へ 止まってくれたのはドイツ人男性 冷房が効いた車内が心地良かった 私を降ろし、男性はケメルに向かっていった 見つけたマックでwi-fiを使って、宿探し ホステルではなく、ホテル それが最安だった 個室の部屋 シャワーを浴びて、汗を流す 夜は近くの食堂でご飯 久しぶりにまともな食事 腹ペコだったので、吐きそうなくらい食べた

中だるみのリキアンウェイ

イメージ
6/21(日) 【ギョイヌク ~ ヒサーチャンディル】 野宿にしては、しっかりと寝れた 静かで、蚊もいなかった 荷物をまとめて、出発 国立公園に向かう リキアンウェイが中には続いている 6リラ(約270円)の入場料 ここでは、沢登やターザンロープのアクティビティもある ビデオを見せてもらったが、特に沢登は面白そうだった 私には、そんなお金はないので山登り 受付のお兄さんに道を教えてもらい出発 地図も見せてもらった 赤と白のサインをたどっていけばいいので、地図は頂かなかった 川沿いの山を登っていく 昨日降った雨が、木や葉っぱには付いており、横を通ると肌を濡らす 川の流れる音を聞きながら カエルが跳ねる道を歩きながら 一歩一歩前へと進む 次の町まで20km 山を、川を越えていく 相変わらず、登山客はいない 私一人だけ いくつか山を越えた所で、車道に出た ピクニックに来ていた家族、湧き水を汲みに来ていたトラックを見かけた 今日は日曜日か そんなことを思いながら、車道を下っていく 途中でピクニックに来ていたトルコ人にご飯を頂いた サラダと焼きパプリカ、焼き肉、パン、コーラ トルコ人のおもてなしは日本以上かもしれない エネルギーを蓄え、再出発 車道、山道を交互に歩いていくコース 下りなので、足の負担は大きい 5時間歩いて、町に到着した ヒサーチャンディルというところ 今日はもう少し歩き進める 昨日、一昨日とあまり進んでいないから 同じように、車道、山道の繰返し 川沿いを歩く 近くでトラックとすれ違った リキアンウェイを歩いていると言うと、道が間違っていると教えてくれた さらには、サインがあるところまでトラックに乗せてくれた 教えてもらった場所は、川の反対側 幅10mくらいの小さくはない川 本当かよと思いながら、目をこらすと、確かに岩にサインがペイントされている 橋はない どうやって渡ろう 川の流れは速い ダムのように、塞き止めている場所があった その堤防を使って反対側へと渡った 渡った先はまた登り坂の山道 後半で、この登り坂はかなりこたえた また、車道、山道の繰返し