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14日間の隔離

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10/24(日)  日本に帰国してから新しい職場になり、しばらく忙しくて、更新できていませんでした 今後も忙しそうなので、マイペースで更新していこうと思います いつもどんな風に書いていたのか忘れていました 以前の記事を見て思い出しながら、書きました 14日間隔離したのは、半年前の話です  インドから帰国してから14日間の隔離をしていました 隔離期間中はテレワークで、すぐに次の勤務先の仕事を開始 以前、11月に帰国した時よりも隔離に関して厳格になっていました スマホにアプリをインストールし、毎日ボタンを押して位置情報の報告 メールで毎朝、体調チェックの回答 アプリの方は、毎日不定期に通知が来ますので外出できません 1日4回来るときもあれば、午前と夕方に1回ずつの日もあったりしました ビデオ通話のアプリもインストールしましたが、かかってきませんでした メールとアプリの回答が遅れたりした方々にビデオ通話がかかってくるのだと思います 2020年の11月に帰国した時は、位置情報などの報告はありませんでした そのため、自由に外出してご飯を食べに行ったりしていました  帰ってきて困ったことは食事 Uber Eatsや出前館で簡単に注文できると思っていました しかし、実際は日本の電話番号がないとアカウント登録ができなかったりしました Uber Eatsに関しては、決済がうまくいかずに注文できませんでした 仕方ありませんが、1日目は機内食で食べきれなかったものでご飯を済ませました おかきとパウンドケーキのみ 2日目からは、アマゾンで注文した袋麺、レトルトカレー、缶詰など お米と炊飯器、卵や納豆、豆腐などもアマゾンで購入 2日目からは何とか食糧も確保  SIMカードを契約するにも住所が必要 そのため、面倒ですが実家の住所で登録 実家に届いたSIMカードを送ってもらいました 14日間の隔離期間中なのに、郵便局員からは転入届を出してくださいと注意されました 14日間の隔離期間中で外出できませんと答えても、同じことを繰り返されました 肩身が狭く感じたのを覚えています 役所にも転入届を出さないといけませんが、当時はできていませんでした 【今日のことば】 Más vale tarde que nunca. 2021年8月 日本 地元の風景

派遣員を終えて

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 4/3(土)  派遣員としての、およそ2年間の任期が終わりました 2年はちょうど良かったです 1年だと短いですし、3年は長いと思います 1年目は仕事を1周したので、慣れてきた2年目はたくさん休暇を取ろうと思っていました しかし、コロナでその計画も無くなりました 有休もかなり残して、任期を終えました 便宜供与も少なく、応援出張を経験することもなかったです ほとんどがデスクワーク 外に出て活動したり、話を聞いたりするよりかは向いています 机でエクセルやワードでの資料作成などが自分には合っていました ホテル、旅行代理店、レンタカー会社の挨拶回りでは久しぶりにたくさん喋って疲れました 普段はあまり喋りません 派遣員でも色々な仕事を回されてきたので、私の後任は覚えるのが大変そうです  2年目はコロナで仕事も減りました それでも自分で見つけて仕事してました 名刺や連絡先の整理、ホテルリストやレストランリスト、航空会社リストの更新 その他マニュアルや配車票などの資料更新、引継書の作成など テレワークでもできることを出勤日に色々計画的に持ち帰っていました もちろん持ち出し可能なものだけで、持ち出し禁止の資料やデータは事務所のみで作業 自分がやってきた仕事は、まあ納得しています 3年前から滞っている仕事や、自分の車の名義が変更していないことくらいが心残り その他の仕事にはある程度満足しています 館内のガラクタなども断捨離し、倉庫もだいぶ片付けました インド人は何でも溜める習性なのか、使わない段ボールや道具が山ほどありました 大きなスペースを取っていたボロボロのマッサージチェアも処分 トラックを呼んで年度末に一斉に断捨離  ラストの1年間で自分がやろうと思っていた仕事はほとんどできました 公用携帯の買い替え、車のナンバープレートの色を変更、その他色々 インドは第1希望から第5希望のどれにも希望していません それでも、インドに来てよかったと思います 日本と環境があまり変わらない先進国で仕事ができても当たり前 インドのように仕事が全く進まないような国で仕事ができれば1人前 他の国に行っても通用するかと思います 物価も安く、お金も20代の平均年収くらいは貯まりました インドは食事もまあまあ、おいしいですし、アマゾンもあるので便利 映画も500円ほどでリクライニングする立派なシートで鑑賞でき

忙しい日もある

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 3/27(土)  派遣員の引継期間中は忙しくなります 通常の業務をしながら、プラスで引継 引継をしているときも次々と業務は舞い込んできます 自分の仕事もしながら、後任のことも気にかけないといけません そのため、自分の仕事にも集中できていません そんな中でも優先順位を付けて、取捨選択しながら仕事しています 基本的にマルチタスク 毎日3つ以上の業務を同時並行で進めないといけません 仕事が溜まっているときは倍の6つ以上 これに現地職員に依頼している業務の進捗も確認 出勤日の朝一と、帰る前の定時にはTo Doリストの作成 その日にやらないといけない仕事と、明日以降やることの確認 常にTo Doリストは10個以上溜まります 小さいことも忘れないようにメモしているので、だいたいこのくらいの数になります  仕事以外にもやることは、たくさんあります 今、住んでいる家の引き払い 食器など生活用品を後任に引継 帰国のための荷造り インドのSIMカードの解約 PCR検査の予約 帰国した時の隔離滞在先探し 新しい住居探し  とにかくやることがいっぱいで大変です 派遣員になるときは、ニートだったので派遣員の準備だけに集中できました 仕事している人たちは本当に大変だと感じました 【今日のことば】 何を読もうと聞かされようと自分自身の理性が同意したこと以外何も信じるな ーゴータマ・シッダータ 2015年12月 ベトナム ディエンビエンフー

大変

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 3/20(土)  今日が派遣員の任期満了日 約2年 去年の1年間はコロナの影響で仕事は減りました コロナの影響で部分的に増えた仕事もあります ロックダウンだったころは毎日、配車をローテーションして手配 前日や直前に変更を言われて、夜に運転手に連絡 私もテレワークだったのでスケジュール管理がごちゃごちゃになった時もありました ロックダウン期間中にサイクロンが来て、道路が寸断、通信もマヒ 携帯も通じないので連絡が取れず、配車が手配できないということもありました ロックダウン期間中は、出勤も2週間に1回という時期もありました 必要最低限の出勤だけ 土日のひまな時間に、歩いて出勤 私物の荷物が事務所に届くように指定していたので、それを受領 そのついでに、軽く仕事をしたりしてました  そんな時期も乗り越えて、現在は引継 終わっていない引継もありますが、大丈夫でしょう コロナで停止している業務を説明してもあまり意味ないかなと思って省略 再開した時に、やり方が一緒だとは限りません その時に引継書を見て参考程度になればと考えています 引継書は丁寧に作成しましたし、派遣員が使用するファイルは整理してまとめています 割と派遣員に仕事を回してくるところでしたので、色々な仕事をしました 本官が1人少ない状態が10ヶ月近く続いた時もありました 休暇も取れず、派遣員の負担が以前よりも大きくなっている時期もありました 休暇を取っても、外出できないのであまり意味はありませんでした  引継のために久しぶりに月曜から金曜日まで勤務したので、疲れました 普段は2日に1回出勤 日本に帰国した時に、週5勤務についていけるか心配です 【今日のことば】 善なるものは吾これを善とし不善なるものも吾またこれを善とす 徳は善なればなり ー老子 2015年12月 ラオス ルアンパバーン

失敗から学ぶこと

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 2/20(土)  前回は引継の話を少ししました 自分の失敗なども引き継ごうかと思っています 前の職場で、時間をロスした仕事などを記録するように言われていました 過去トラと呼ばれるもの 部署の全員が記録、情報共有し、自分の仕事や次に活かすために利用していました  この過去トラをインドでも記録するようにしています 小さいミスでも付けるようにしています ミスはミスです 私は、成功よりも失敗から学ぶことの方が多いと思っています 成功者の体験談などを聞いたり読んだりしていても、なにかしらの失敗や挫折をしています 以前放送していた『プロジェクトX』の構成でも必ず挫折のシーンがありました 順風満帆の成功談なんてあまりないです 偏差値が低い時がら頑張って有名大学に合格したり、 不良が更生して先生や弁護士になるといったどちらかと言えばマイナスからスタートして、 成り上がるような物語の方が書籍化されたり映画化などもされたりしています  まだ任期中ではありますが、幸いにも私は大きな失敗はありませんでした といっても、自分ではないと思っているだけですが... 小さいミスは何度も起こしています この間も、確認不足で配車に手配ミスがありました 何とか最小限には抑えたものの、失敗した日は後味が悪いものです こういうミスを引きずらないためにも、過去トラで次から失敗しないようにしています 任期も終盤ですが、まだこういう失敗をしています 派遣員の主な仕事は配車でもあります これでミスをすると、館員から派遣員に対する印象が悪いものとなると思っています また配車を任せて、用務の時間に遅れたらどうしようなどと思われるかもしれません 仕事なので責任をもってやっていますが、ミスは誰にでも起こり得ます 同じミスをしないためにも過去トラが活きてきます 【今日のことば】 運命は偶然よりも必然である ー芥川龍之介 2015年9月 スリランカ シーギリヤ近くのごみ集積場でごみをあさるゾウの群れ

引継

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 2/13(土)  インドにも物乞いはいます 車で信号待ちしていると、物乞いが窓をコンコン叩いてきます この間は、額と鼻頭を窓ガラスにベタっとくっつけてブツブツ呟いていた物乞いもいました トランスジェンダーの物乞いもいます こういう場合は、一銭もあげずに毅然とした態度で無視しています  最近の仕事は引継書を作成しています この1年で働き方も変わりましたので、削除する項目や追加する項目など色々あります オンラインに変わったものもあります イベントなど、この1年やっていないものは、最新情報に更新できません 再開未定と記載するしかありません 前任からデータで引継書はありますので、加筆修正しながら改訂しています 引継期間中もテレワークで出勤しない日があるので、効率よくしないといけません 自分の時は前任と2週間は期間がありました その間に仕事関係以外にも生活関係の引継もしました  引継書の関連資料も更新中 他には、今まで放置していたことを徐々に進めています 倉庫や備品の整理 インド人は整理が苦手なのか、ものが溜まっています 備品で在庫が極端に多いものがあり、先10年は発注しなくてもいいようなものもあります 自分の机の引き出しやファイルも整理 立つ鳥跡を濁さずではないですが、引継までに終わらせたいと思います 【今日のことば】 幸福はその人が真の仕事をするところに存す ーマルクス・アウレリウス 2015年8月 イラン シーラーズ

株主優待とボーナス

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1/2(土)  あけましておめでとうございます。 そういえば、先月はボーナスでした 公務員のように年に2回はありませんが、派遣員も年に一度ボーナスがあります 通常の給与にボーナス分が上乗せされて、12月に振り込まれます 去年よりもかなり多かったです 去年くらいのつもりで思っていたので驚きました おそらく去年は、任期が3月から勤務だったせいか、支給率よりも低いボーナス 今年は丸一年勤務していますので、支給率と同じ額のボーナス 任期が今年の9月からの人は、もっと少ないんですかね 実際支給されたのは、もっと少ないですが、控除前で100万円超えてました  先月、一時帰国した際に郵便物をチェック ほとんどは、株関連 株主優待も届いていました コロナで去年の3月に全部売って、買い直したものがほとんど 12月まで、なかなか帰ることができませんでした そのため、株主優待の期限が切れているものもいくつかありました 優待をチェックするには半年に一度は帰国した方が良さそうです 申し込みをしていれば、お酒が送られてくる株主優待もありましたが期限切れ 任期終了後は完全帰国する予定なので、それまでに切れる優待券を消費 帰ってきてからでも利用できるものは、4月以降に利用したいと思います  エアビーが上場したというニュース エアービーアンドビー 宿泊のプラットフォームを運営している会社 民泊もこの会社のおかげで有名になった気がします もう少し様子をみて、価格が下がったら購入しようかと思います 海外株で少し高め 海外株も株価がコロナ前よりもあがってきています ほとんどはテスラ株のおかげですが、こちらも、1万ドル以上は資産が増えています 保有しているだけ、利益確定はしていません この先は増えるかもしれませんし、減るかもしれません 減りそうであれば、その前に売却するとは思いますが、、、 【今日のことば】 喜び極まりては泣き、悲しみ極まりては笑う ーウィリアム・ブレイク「天国と地獄の結婚」 2015年5月 マケドニア スコピエ

派遣員の本官採用

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8/29(土)  派遣員の本官採用の案内がありました これは、派遣員から外務省職員にならないかというものです テストを受験して合格すると、来年の4月から外務省職員で働けます 正確に言うと、派遣員の任期が3月20日までのため、予定では3月21日より採用 インドのコロナの状況が来年の3月ころまでには落ち着いているといいのですが... 採用されるかどうかは別として、とりあえず、受験してみようと考えています というか、これ以外にまだ次の転職先を考えていませんし、探してもいません 高卒一般職採用と同じ扱いになるようなので、バリバリの外交官という感じではないです これに通らなければ、また無職になってバックパッカーになるかもしれません コロナの影響で、旅行できるか分かりませんが... 来年東京オリンピックが開催されれば、外務省も臨時職員を募集すると思いますので つなぎとして働くかもしれません  採用後のポジションは主に官房班の仕事 今、派遣員としてやっている会計や通信の補佐業務がほとんど被っています 特に嫌いではないのでこのポジションも不満はありません  現在は、応募書類の作文を提出したところ 志望動機や抱負を作文にして提出することが求められています 派遣員ではなく、本官として働くというところがポイント なぜ本官として働きたいのかが、なかなか思いつきませんでした 締切までまだまだありましたが、昨日とりあえず提出は済ませました 【今日のことば】 自らに望むことを仲間に望まぬものは真の信者ではない ーイスラム教スンニ派 2014年11月 メキシコ テオティワカン遺跡

在外公館のポジション

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7/25(土)  JALやANAは9月・8月末までのインドへのフライトの運休をそれぞれ発表しています 臨時便以外は8月末までは、日本に飛ばなさそうです 他の航空会社も8月末まで運休を発表しているところが多いです アジア以外のフランスやアメリカなどの路線の一部はインドでも再開しているようです 基本的には二国間の国民のためのフライトであり、それでも制限があります  在外公館には通信というポジションがあります もし、外務省に入省できたら通信のポジションが面白そうだなと感じています 他にも広報文化、政治経済などといった部署があります 派遣員の多くは官房班に配属されると思います 日本人の館員の中では一番下っ端になります 現地採用の職員よりは上かとは思いますが、色々とお世話になることが多いです そのため、現地職員とほとんど対等といってもいいかもしれません 日本人館員と現地職員の橋渡しみたいな役が多く回ってきます 日本人館員から私を通して現地職員に指示して仕事を依頼すること、 現地職員にあれこれ聞いて調べておいてなど 逆に現地職員から頼まれて、日本人館員のスケジュール調整や 現地職員のPCではできない仕事を代わりにやったりなど 私を挟まないで仕事しているときもありますので、 現地職員との情報共有が大切になってきます またインド人は進捗報告をあまりしませんので、こちらからこまめに聞かないと 進んでいないのか忘れていたりすることもあります そのため、自分がやろうと思っていた仕事がなかなか進みません 3分の1は他人の仕事のサポートを急に依頼されたりします 自分のスケジュールに余裕をもって仕事するか、うまく現地職員に振り分けないと 自分がきつくなります 他人の仕事をサポートするのもも派遣員の仕事ですので、割り切って働いています このような庶務の仕事が多い部署が官房班 会計や通信もここに当たります 小規模公館であれば会計や通信の補佐として働くことも多いかと思います 実際、私も会計と通信の補佐業務を行っています  外交官と言ったら華々しく思われるかもしれません しかし、こういう裏で支えている外交官の方々もたくさんいます プリンタが不調だとか、停電が起きた時にシステムの復旧、ソフトウェアの更新など  来年の3月には派遣員の任期も満了します 今の状況が収まり、何事もなく帰国できればいいですが、、

思っていた海外生活とは違う

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6/13(土)  6月になり運動を再開 朝と夜の階段トレーニング 1階から屋上までの上り下り 初日は様子見で始めて1往復約1.2km、15分 2日目からは筋肉痛で大変 それでも練習5日目には12分まで短縮することができました インドの暑さに加え、マスク着用でかなりの疲労 中学生のとき心肺機能をつけるために、練習でマスクを着けてランニングしていたのを 思い出しました 今週は練習2週間目で、少しさぼってしまいましたがまだ続けています 昨日は10分にまでタイムを縮めることができました 筋トレとストレッチも再開しています かなり体が硬くなっていました 1ヶ月くらい続ければ柔らかくなってくると思います 開脚して胸が床にペタッとつくようになるまで頑張ります  6月になり、ロックダウンも緩和されてきた国も多いかもしれません 今年の3月から赴任している派遣員はかわいそうです 本来とは異なる異常事態での業務の公館 派遣される前に描いていた海外生活とはかなり違っていると思います まだホテル暮らしの人も、生活の立ち上げが途中の人もいるかもしれません そのような状況の人たちに比べれば、私はかなり恵まれています 住む家があり、近くにスーパーがあり買い物も不自由していません 仕事も1年間して慣れていますので、仕事しやすい環境 私も昨年の4月や5月が仕事に慣れるまで大変で、一番残業が多かった期間です 慣れない仕事をしながら、自分の生活も立ち上げないといけなかったからです 銀行に電話してオンラインバンキングを使えるようにしたり、 SIMカードを早く入手してスマホを使えるようにすること、 不動産屋に連絡して、部屋の不具合を報告し修理のアレンジなど 海外に限ったことではありませんが、新生活を始めるということは 仕事以外にもやることがたくさんあります 【今日のことば】 この世の中で一番贅沢な娯楽は、誰かを赦すことだ ーノーバディ グッドマン 2014年5月 ブラジル リオのキリスト像

サイクロン直撃

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5/30(土)  コロナも大変ですが、先週はサイクロンもインドに上陸しました サイクロン"Amphan" 20日水曜日の夜に直撃 私の任期中で3個目のサイクロン上陸 ファニ、ボラボラからのアンパン 当日は、ベランダに出るための窓がガタガタいい、隙間風でカーテンが揺れていました 前からそこの窓だけカギが壊れてかけられず、勝手に開いてしまいます 幸いにも私の住居は問題ありませんでしたが、 5,500以上もの家屋が損壊という報道がありました 他の人の住居も雨漏りや損傷したところがあったようです 私のドライバーの家も屋根が壊れたという連絡があり、20,000ルピー寄付しました 前借りにしようかと思いましたが、派遣員の給与も上がっていましたし単純に あげることにしました それとは別に5月分の給与も合わせて31,500ルピー(約45,000円)を振り込みました 他にも前借りしているドライバー 特に問題もないので、次の派遣員には給与を上げて、引き継ぐようにしたいと思います  いつものことですが、道路には倒木で通行止めになっているところも... こういうところを考えると、日ごろの剪定というのは必要なのだと感じました 倒木や倒れた電柱で至る箇所で道路が寸断 電線などのケーブルが地面や目の高さまで垂れ下がってます 感電死の被害も少なからず 上陸する前から強い勢力とのことで、早めの避難も政府の指導の下、行われていました 避難所でのコロナ感染がないことを願います 倒れた木や電柱から、枝を持って帰ったり、ケーブルや鉄材を持っていく輩もいたようです 避難活動などが功を奏したようで、サイクロンの大きさとは比べて被害は少なく感じました  実際は、サイクロン上陸の当日よりも翌日が大変でした 夜に直撃したため、被害の全容が確認できたのは翌朝 さらには、通信環境が悪化 連絡手段がかなり限られていました 派遣員は配車をしないといけませんので、ドライバーと連絡をとるのも一苦労 21日から22日の夕方までインターネットが使えませんでした SIMカードを何度も抜き差ししたり、場所を変えながらやっとのことでメールを送信 1通のメールを30分や1時間かけて送信 受信メールもプレビューの5行までは読めますが、メール本文が開かず読めませんでした 電話をかけたり、受信したりといつもの倍以上の時間をかけ

ブログのアクセス

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5/16(土)  Bloggerを利用して、ブログを更新しています Bloggerですと、どの記事に何回アクセスがあったかなどが確認できます 忘備録として週に1回更新しているだけのブログではありますが、 日々のアクセス数がモチベーションの一つになっていたりもします 私が更新した記事で、アクセスTOP3は以下のとおり 日本語パートナーズ、、、不採用 在外公館派遣員を受験してきましたー 日本語教育能力検定試験、、、不合格 3記事中2つは失敗経験談 成功談よりも失敗談の方が日本人は好む傾向があるようなので、 このような結果になっているのかもしれません 人間は嬉しいことよりも嫌なことなどのほうが記憶に残りやすいと聞いたことがあります これは、生存本能に由来し、危機を回避するためだといわれています 嫌なことを忘れないことで、自分が生き延びることに活用しているらしいです  日本語教育能力検定試験は合格した記事も書いています 日本語教育能力検定試験...合格 しかし、こちらの記事はほとんどアクセスがありません 合格した記事よりも不合格した記事の方が読まれているので複雑な気分です 最近、日本語教師を国家資格として導入しようとする動きがあります この試験の合格証についても、数年後には効力がなくなるかもしれません まあ、趣味で取得したものですので、あまり気にはしていません  どの記事も、毎年行われている試験や採用ですので募集時期になると、 定期的にアクセスが増えます 現在は、在外公館派遣員試験の記事のアクセスが増えています 新しい派遣員の募集が始まりましたし、COVID-19の影響で説明会も中止 在宅のため、インターネットで情報を収集している方々が多いのかもしれません そんな方たちのためにも、参考の一助となっているのであれば、 このブログも更新している甲斐があるようです 【今日のことば】 情報を得ることが幸せに繋がるとはかぎらない。知らない、見ない覚えないーそのほうが幸せなこともある。 ー『プラチナデータ』東野圭吾 2014年4月 チリ サンティアゴ モネダ宮殿

在外公館派遣員の給与改定

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5/2(土)  先日、新年度になり初めての給与が振り込まれました 昨年より危惧していた通り、在外報酬の手当が減額 派遣員の在外手当は前年度の本官(外務省職員)の在外手当を元に算出しています 1年に1回、新年度に改定の時期が来ます 在外公館派遣員の給与 前年度は本官の方たちの手当が減額 そのため、今年度は派遣員の給与が減るよと去年の4月に本官の方から言われていました ただし、国内報酬が増額 3月までは在外報酬が国内報酬を上回っていました 4月になり、それが逆転 国内報酬なので、派遣員は一律増額していると思われます 全体的に基本給与は昨年よりも増加するという結果 国内報酬が上がったので、残業代も以前より少しだけアップしそうです  旅行くらいしかインドでお金を使用する場面がありません しかし、この状況ではそのお金も使えません 貯金も1年で新車が購入できるくらい貯まっています この仕事に転職するためであったり、初期費用でかなり出費はしました それでも、十分な蓄え 赴任する公館によっては初期費用が数百万円かかるところもあると聞いたことがあります 家賃を半年から1年分先払いしたり、車の購入などがあるためです それに比べれば私のところは100万円弱で済みました こういう話を聞いたら、先進国への派遣でなくて良かったなとも思います   【今日のことば】 お母さん かんじとか かたかなは書けるけど 何か言うときは ぜんぶ ひらがななんだね ー読売新聞「こどもの詩」 2020年4月 時間がある週末に作った豚の角煮

在外公館派遣員のボーナス

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12/28(土)    昨日が仕事納め 今日からしばらく冬休みになります  今週はインドもクリスマス ほとんどはヒンドゥー教徒ですが、祝日休み サンタもこの大気汚染では、視界が悪くてインドには飛んで来そうにありませんが... クリスマスだからといって特別なことはありません ショッピングモールや道路の一部にイルミネーションが施されているのみ インドはいつでもインドのようです  さて、在外公館派遣員になって初めてのボーナスが入りました 単身ですし、インドなので特に使う場所も使う予定もないです 月によって変わりますが、給与の3分の1~半分くらいを出費しています 家賃、光熱費、ドライバー代、車の維持費などが主な出費 月に1回良いレストランに行くか行かないかで、行っても日本よりは安く済みます インド生活は貯金ができると思います 先進国にある在外公館はそうでもないようですが... 来年には今使っている車を新調する予定です 16年ものでたびたび故障しますし、走行中に異音も聞こえてきます インドは日本ブランドの車も走っています 合弁会社のマルチスズキ、トヨタ、ホンダ、日産など マツダやダイハツは見かけたことありません あとは、国産車のタタやマヒンドラ、韓国のヒュンダイがインドでは走っています とりあえず、ボーナスは新しい車に消えそうです  車の話を戻しましてボーナス 前の会社との比較しかできませんが、前の会社はひと月分もありませんでした 在外公館派遣員のボーナスは保険料などを引いて約2ヶ月分 といっても、元々のベースが低いので少ないと感じる人もいるのかもしれません また、ボーナスは11年に回のみ これには在外報酬は入っていませんので、ボーナスと今月の給与を足すと 2ヶ月分の給与より少し多いくらいです しかしながら、インドでは十二分に過ごせる額です  在外公館派遣員を目指している方がいるのであれば、先進国よりも辺鄙な公館を 選択肢の一つに入れるのもありだと思います 娯楽はほとんどありませんが、物価は安いのでお金は貯まりますよ 【今日のことば】 Perfect is the enemy of the good. 完璧は善意の敵 201

在外公館派遣員の仕事⑦

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12/14(土)  師走だからか、今月は本当に忙しいです イベントが重なり、やることが次々に湧いてきます 普段、残業はほとんどないです しかし、まだ半月しか経っていないですが、前2ヶ月分の残業時間に値します やることがあるので、残業が嫌ということではありません 前の会社のように仕事が無くても残業してくれという意味が分からない制度もないです 早く家に帰っても今は特にやることがないので、残業するのは苦ではないです その分、運転手への残業代も発生しますが、運転手は良い人なので気にしていません インド人は残業代が発生すると、喜んで残業する人が多いです  最近は年末年始をどのように過ごすか悩んでいます インドにずっといるのは何となくもったいないなと感じています  さて、在外公館派遣員の仕事シリーズです 在外公館派遣員の仕事① 在外公館派遣員の仕事② 在外公館派遣員の仕事③ 在外公館派遣員の仕事④ 在外公館派遣員の仕事⑤ 在外公館派遣員の仕事⑥ 今回は医務室について説明しようと思います  私がいる公館は、派遣員が医務室の管理を行っています 医薬品の在庫を数えたり、検診の時間割を考えたりします 普段の医務室は本棚や文房具のキャビネットが置いてある一室です とにかくここが整理されていないのです  私がいる公館は小さい公館で忙しくないこともあります そういった日を見つけて、この部屋の片づけを行っています 中にはいつ使うのか分からないものや、何に使うか分からないものも多々あります 要らないものは現地職員に配ったりしています 以前見つけた埃かぶった救急箱を開けてみると、包帯が50個以上見つかったりしました 医務官の許可を得て、現地職員にTake FREEでとっていってもらいました 故障したマッサージチェアや開かずのキャビネットなど 物置スペースとなっています 本棚には、20年前の旅行ガイドブックなども置いてあります 離任していった人たちが日本に持ち帰らず残していったDVDや本、 マンガなども多く置いてあります 公用品の本やDVDも混ざっているので、その仕分けを行ったりしています  文房具入れもなぜかホッチキスの芯やテープの在庫を山ほど抱えていま

在外公館派遣員の仕事⑥

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9/28(土)  今週もスケジュール投稿です インド国内にはいますが、ネット環境が不安定な場所にいるはずです  今回は公用物資調達について書きたいと思います これも、公館によって派遣員の仕事は変わってきますのであくまで参考程度です 私の公館では、割と幅広く仕事を任されている方です 派遣員の仕事紹介は6回目です 在外公館派遣員の仕事① 在外公館派遣員の仕事② 在外公館派遣員の仕事③ 在外公館派遣員の仕事④ 在外公館派遣員の仕事⑤  公用物資調達でやることは、まあまあたくさんあります まずは、年に2回上半期と下半期で計画書を提出しないといけません 航空賃の見積もりを取って、荷物は何Kgまで無料で超過料金はいくらかなども調べます その概算の金額を予算として申請します そのあとは、公用物資調達の担当者が日程や出張者を決めてくれます それに沿って、フライトの予約をします 担当者が休暇等でいない場合は、私が調整しています 公用物資調達の調達先と、タイ大使館に連絡をして日程を組みます そのあとは、出張者に対しての準備です 初めて公用物資調達に行く方もいますので、スケジュール表を作成し、 簡単なブリーフィングを行います ここまでが事前準備となります バンコクでのホテルや配車はタイ大使館の方が行ってくれます  バンコク滞在中は、バンコク出張の記事で書いた通りです バンコク出張① バンコク出張② バンコク出張③  出張者がバンコクから帰ってきたら、空港へ荷物のピックアップに行きます これも空港支援の仕事紹介で行ったように空港パスを申請し取得して空港内へ入ります 荷物はが多い時はカート3台分になることもありますので、1人で運ぶのは大変です そのため、空港まで手伝いに行きます もちろんこれも、日付をまたぐ深夜の便ですので、残業して迎えに行きます  日付をまたいで当日出勤したら、領収収書等を出張者から預かり計算をします 荷物の超過料金がいくらかかったか、私用品の重さに応じて誰がいくら払うかを求めます この計算が複雑なので時間がかかることが多いです  ここまで終わると、今度は四半期ごとに行っている報告となります 公用物資調達の

在外公館派遣員の給与

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9/21(土)   今週と来週は、私情によりスケジュール投稿となります ネットが使えない環境にいる可能性があるためです  91期の派遣員の募集が始まっています 今回からWEB応募に変更になったようです 今まで郵送のみでしたので、より気軽に応募できるようになったと思います インドの派遣員も募集していました 今回は過去最大の85名募集らしいです ちなみに私の同期は65名です  派遣員の給与ですが、普通の新卒で入った会社よりもいい給与がもらえると思います そのため、現在大学休学中で派遣員をしている人たちが、普通に就職した際に 給与のギャップに驚くこともあるようです また、残業代が低いです 国内報酬に在外報酬や手当がプラスされて給与が算出されます この金額だと、新卒平均よりも多い給与になると思います しかし国内報酬は、どこの在外公館も一律となっており、この金額だけだと 新卒平均よりも下回る給与だと思います 残業代は国内報酬のみから計算して出しています そのため、残業してもアルバイト代くらいの残業代しか付きません また、忙しい公館で残業する金額と、忙しくない公館で残業する金額が同じになります 1票の格差ではないですけど、時間の価値に格差があるように思われます 在外で働いているので、国内報酬に在外報酬をプラスした給与で残業代を 計算している訳ではないようです ただし、残業代がない本官(外務省職員)らに比べるといいかもしれません 国家3種で入って在外勤務している若い本官たちの給与は私たちと同じくらいのようです それで残業代が付かないらしいです それを考えると、残業代が付くだけマシなのかとは思います  また、為替相場に給与が左右されます 現在私は、アメリカドルで給与を頂いております 4月に比べて、毎月換金レートは良くなっています 5円ちょっとの円高ドル安です ただし、先月の給与から保険代が高くなりましたので、あまり給与が変わっておりません 雇用保険、厚生年金、健康保険それぞれ上がっており、15,000円以上控除されました これは先月の残業代よりも高かったです また、住居手当はインドルピーで頂いています こちらの為替は円安ルピー高だったため、3

バンコク出張③

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9/7(土)  前々回からバンコク出張について、説明しています バンコク出張① バンコク出張② 楽しすぎたので、3回に分けて説明しています  バンコクと私が勤務しているインドを比べると、本当にバンコクはパラダイスです 日本とほとんど変わらない生活ができます 街も綺麗で臭くないですし、交通ルールも守られています  バンコク出張2日目の午前中は、買い物タイム インドでは手に入らない日用品などを購入 午後からはスコールでホテルから一歩も動けませんでした ホテルのチェックアウトはレイトチェックアウトを頼んでおりましたので、 午後4時までゆっくり 昼ご飯を外に食べに行こうと思っていましたが、大雨で断念  ホテルから空港まではタイ大使館が用意して頂いた館用車で向かいました 出発するときは雨は上がっていました スコールの関係もあるのか、渋滞がすごかったです ホテル前の道路は、100m進むのに10分以上かかりました 人類でも走って9秒ちょっとの距離が10分以上 早めに出発しておりましたので、空港には時間通りに到着  空港では前日の物資調達先の担当者と落ち合って商品の受取 飛行機のチェックインも無事に終了 行きのイミグレーション同様で外交・公用パスポート等所有者は優先レーン そのあとは、空港内を散策  搭乗口を先に確認しに見に行ってみると、一番端っこ 結構歩かされました さらに、バスで飛行機まで移動という離れた場所に搭乗口がありました タイで友人からも聞いた話ですが、どうやらタイではインド人が嫌われているようです インド行きの飛行機は意図的に端っこの搭乗口にしているのかもしれません ちなみに、シンガポールの空港もインド行きは少し離れた場所のようです  インド人は汚す人が多いので、あまり使わない搭乗口に固めているのかもしれません インドからのフライトも飛行機を降りる際に、出口まで歩いていくまでの座席を 見ますと乱雑になっています 搭乗開始を待っている最中に、隣に来たインド人がこちらに裸足の足を向けて 寝そべっていましたが、匂いがきつくてすぐに席を移動しました 私は神様ではありませんが、タイで足の裏を神様に向けると失礼に当たる行為のようです そ

バンコク出張②

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8/31(土)  前回は、コルカタからバンコクへ飛ぶカオスな飛行機の紹介をしました バンコク出張①  ここからは、飛行機到着後の話です まずは、バンコク滞在中のSIMカードをゲット 299バーツ(約1,050円)で8日間のプラン 滞在自体はほぼ2日間ですが、これが最短で最安のプランのようです その場で担当者がSIMカードを入れ替えてくれ、すぐ使えるようになりました 朝6時にバンコクに到着したので、ゆっくりとバンコク市街へ移動 エアポートリンクを使用して、約30分 物資調達先のお店が開店するまでは観光 天気もよく、観光日和 コルカタと同じような気候 チャオプラヤ川を船で渡ったり、バンコクの3大寺院を巡りました ワットアルン、ワットポー、ワットプラケオ 4年前に来たときは、工事中でワットアルンとワットポーの全ては見れませんでした ワットプラケオに関しては、バックパッカーにとっては入場料が高くて 断念した思いがあります 今回は、どこも全て解放されており十分に満喫できました ワットアルンを訪れると、オレンジの袈裟姿のお坊さんたちの勤行も拝見できました 前回はメインの仏塔が工事中でカバーがかかっており、近づくこともできませんでした 今回は、近くまで上って見ることができました 本堂の壁画も興味深いものが多かったです 日本史の教科書に載っていそうなタッチの絵が多く、日本と共通している感じがしました 人と動物、神様や鬼が1枚の絵の中で暮らしていたり、戦っている様子が表現されています  2つ目のワットポーは金色の巨大な涅槃像で有名なお寺 前回は、その涅槃像の足の裏が工事中でカバーがかかっておりました このような寺院は靴を脱ぐことが多いです インドと違う点は、綺麗に掃除されていること インドの寺院で靴を脱ぐと足の裏が真っ黒に汚れますが、タイでは全くありませんでした  3つ目のワットプラケオは500バーツ(約1,720円)と他の寺院よりも高い値段設定 観光客も桁違いの多さでした ツアーで来ている観光客の団体が席巻 数十グループが中を見学していました ゆっくりと観光したかったのですが、足早に見て回って出てきました 500バーツの価値は今回の訪問ではな

バンコク出張①

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8/25(日)  この間の月曜日、初めてインドを脱出できました 行先はタイ 脱出といっても、これも仕事の一つ 公用物資調達という出張 アジア地域であれば、日本の食材が調達できるシンガポールやタイに行って 調達している公館が多いようです 詳しい話は、また在外公館派遣員の仕事紹介の時に書きたいと思います  久しぶりの海外 心が踊らないわけがありません しかも、行先はバンコクというバックパッカーの聖地 久しぶりにバックパックを担いで行ってきました 気持ちは新米バックパッカー 2週間前に30Lの新しいバックパックを購入しておきました インドに来て5ヶ月半 久しぶりの飛行機 イミグレーション 無事に通過できました 4年前にも同じバンコクへ行くために来た空港 久しぶりで忘れていた内観も思い出しました イミグレ後の待合場所には、なぜかネコが住み着いていました イミグレのあとなので、ネコもインド出国しているようです  フライトは定刻通り 深夜便で周りはインド人ばかり 常識というか、マナーというか、デリカシーがなっていないインド人たち 飛行機に乗ってから座らず、立ちまわって落ち着きがない 大声で喋る 上のコンパートメントから荷物を出し入れする リクライニングを元に戻さないインド人 これが、飛行機が動いてから離陸直前まで続きます フライトアテンダントも大声で注意 小学生の修学旅行のバスの中のようなカオスの状態です フライトアテンダントたちも、心なしか疲れているように感じました 肉体的にというよりは、インド人に対してです  フライトは深夜2時発 けれども、ガッツリ食事が付いてきます 使用したのはタイ航空でしたが、コテコテのオイリーなインド料理 深夜2時の胃には堪えます このころには、やっと静かになります ご飯を食べてからは、ひと眠り といっても、フライト時間は2時間半なのですぐに着陸態勢に入ります  ほぼ予定通りに到着 タイのイミグレーションも順調 外交と公用パスポート等の方々は優先レーンが使用でき、並ばなくて済みました インドの空港とは大違いです 外交官レーンもあることはありますが機能しておりません  

在外公館派遣員の仕事⑤

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8/18(日)  昨日、おとといと天気は大雨でした 日本も同じように台風で大雨のところが多かったかもしれません 金曜日の夕方から雷雨でした 昨日の昼過ぎまでずっと降っていました インドに来て、ここまでひどい雨は初めてです 街では冠水しているところもあったそうです 途上国では、道路などのインフラが整備される前に車が普及されたために、 大雨が降るとよく通行止めや立ち往生してしまう道が多々あります そのため、普通車よりも四駆などの大型車が人気があります 普通車では浸水してしまい、故障の原因になるためです  さて、書くネタが困ったときの在外公館派遣員の仕事紹介です 第5弾になります 在外公館派遣員の仕事① 在外公館派遣員の仕事② 在外公館派遣員の仕事③ 在外公館派遣員の仕事④  今回はID申請・ビザ申請です インドではIDがないと、銀行口座の開設やSIMカードの契約などができません このIDがあれば、観光地でもインド人価格で入場できるという特典付きです インドの観光地では外国人観光客は、現地人価格の10倍以上の値段がします 着任したら一番初めにやることがID申請です 申請書に必要事項を記入 必要事項は、事前に着任する館員にパスポートとビザのコピーをメールで送ってもらい、 記入しておきます その他の必要書類も準備して、着任者が出勤した初日にサインと証明写真を頂いて、 その日の午後には提出できるようにします  次にビザ申請です インドに来るために短期のビザを取得していることが多いです これをマルチの長期ビザに延長します これも、IDがないと申請できません パスポートのコピー、ビザのコピー、証明写真などの書類を準備します 書類が揃ったらオンライン申請 ここ数年でオンライン申請がスムーズになってきているようです 申請して3日ほどで受理されます 申請後は、パスポートを本人から預かりデリーにある在インド日本国大使館へ郵送 そこから、インドの外務省に転送してビザを取得してもらいます 2~3週間後には新しいビザページが付いたパスポートが返ってきます