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14日間の隔離

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10/24(日)  日本に帰国してから新しい職場になり、しばらく忙しくて、更新できていませんでした 今後も忙しそうなので、マイペースで更新していこうと思います いつもどんな風に書いていたのか忘れていました 以前の記事を見て思い出しながら、書きました 14日間隔離したのは、半年前の話です  インドから帰国してから14日間の隔離をしていました 隔離期間中はテレワークで、すぐに次の勤務先の仕事を開始 以前、11月に帰国した時よりも隔離に関して厳格になっていました スマホにアプリをインストールし、毎日ボタンを押して位置情報の報告 メールで毎朝、体調チェックの回答 アプリの方は、毎日不定期に通知が来ますので外出できません 1日4回来るときもあれば、午前と夕方に1回ずつの日もあったりしました ビデオ通話のアプリもインストールしましたが、かかってきませんでした メールとアプリの回答が遅れたりした方々にビデオ通話がかかってくるのだと思います 2020年の11月に帰国した時は、位置情報などの報告はありませんでした そのため、自由に外出してご飯を食べに行ったりしていました  帰ってきて困ったことは食事 Uber Eatsや出前館で簡単に注文できると思っていました しかし、実際は日本の電話番号がないとアカウント登録ができなかったりしました Uber Eatsに関しては、決済がうまくいかずに注文できませんでした 仕方ありませんが、1日目は機内食で食べきれなかったものでご飯を済ませました おかきとパウンドケーキのみ 2日目からは、アマゾンで注文した袋麺、レトルトカレー、缶詰など お米と炊飯器、卵や納豆、豆腐などもアマゾンで購入 2日目からは何とか食糧も確保  SIMカードを契約するにも住所が必要 そのため、面倒ですが実家の住所で登録 実家に届いたSIMカードを送ってもらいました 14日間の隔離期間中なのに、郵便局員からは転入届を出してくださいと注意されました 14日間の隔離期間中で外出できませんと答えても、同じことを繰り返されました 肩身が狭く感じたのを覚えています 役所にも転入届を出さないといけませんが、当時はできていませんでした 【今日のことば】 Más vale tarde que nunca. 2021年8月 日本 地元の風景

今さらだけど、ブラジル入国

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6/25(水) 【プエルトイグアス ~ シウダーデルエステ】 廃業したホステルの陰で起きる 宿代節約のため、久しぶりに野宿 昨日、予約をしたCrucero del norteという会社に「いってきます」の挨拶をして出発 パラグアイのシウダーデルエステを目指す バスで1時間ほど 25ペソ(約310円) まずは、アルゼンチン側で出国手続き バスは止まってくれている 橋を渡ってブラジルに入国 ブラジル側の入国・出国手続きはスルー 2つ目の橋を渡って、パラグアイ側で入国手続き この時は、バスが待ってくれない そのため、荷物と一緒にバスを降りる 早めに出発したので、歩いてバスターミナルへ向かう 少し歩いてみるが、プエルトイグアスよりも栄えている印象 観光客もあまりおらず、地元民が多い 綺麗な女性も増えた気がする 町にはバイクタクシーが溢れていた 途中で日本語を少し話せる青年に出会った 彼にバスターミナルまで案内してもらった こんな些細なことだけど、パラグアイのことが好きになった また、戻って来ようか迷う… 何にもこの国のことを知らない もっと、町を歩いて見たくなった 彼のおかげで、無事にバスターミナルに到着 そこからはずっと待った Wi-fiも無いターミナル 早めに来すぎてしまったようだ 待っている間は、テレビでW杯を見てた アルゼンチンとナイジェリアが戦っていた そこまで興味は無いが… ポンポンとゴールが決まっていた ターミナルには客引きの声が響いている 「アスンシオン、アスンシオン、アスンシオン!!」 行先を連呼 これを何度も繰り返す 黒い肩掛けカバンをぶら下げた両替屋のおじちゃんたちも、そこら中にいる アルゼンチンペソを換金しようと思ったが、レートが悪い 結局、換金しなかったが、ここでしておけば良かった リオデジャネイロに着くと、もっとレートが悪かった アルゼンチンペソは人気が無いようだ… バスは2時間遅れで到着 14:20発が16:30に出発 会社はSol del Paraguay 予約をした会社とは提携会社かなんかかな? ブラジル行きは一番左のプラットホーム フェンスの向こう側

ブラジルビザGET

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6/24(火) 【プエルトイグアス】 12時に昨日切って渡された紙を持って、ブラジル領事館に行く 誰も待っている人はおらず、紙を渡すとパスポートを返してもらった 10秒で完了 昨日、あれだけ苦労して申請したのにあっけなく終わった 次にやることはブラジル行きのバス調べ サンパウロかリオデジャネイロ どちらに行こうか迷っている どちらにせよ、今日のバスは間に合わないようだ プエルトイグアスからよりも、パラグアイのシウダーデルエステ発の方が 安く行けるようだ サンパウロだと、900ペソが515ペソで行ける シウダーデルエステまでのバス代25ペソを入れても大分安い 悩みに悩んだ挙げ句、リオデジャネイロ行きのバスチケットを購入 これも、プエルトイグアスからだと、1000ペソを超える それがシウダーデルエステ発で630ペソ 値切って615ペソで手に入れた 遂に明日、ここから離れられる 最近は10時頃から14時頃までどしゃぶりの雨 パスポートを取りに行った時ももちろん雨が降っていた 昨日、晴れた後に洗濯した服が乾いていない 今日も干したが、乾かなかった そのため、明日は、生乾きの衣類と移動のようだ イグアスの滝以外に何も無い所で6日間 無駄にお金が減ってしまった ブラジルはさらにお金に苦しめられそう… 2014年6月 アルゼンチン プエルトイグアス

ブラジルビザに一苦労

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6/23(月) 【プエルトイグアス】 7:30起床 8:00にブラジル領事館へ向かう 日本人も私とは他に4人いた 持っていくものは6つ ・パスポート ・ビザ申請用紙 ・証明写真 ・残高証明書 ・ブラジルからの出国航空券 ・ビザ料金 ネットの情報を頼りに準備した 私の順番がきた 書類を見せたとたん、係の顔つきが曇る 写真に不備… 私が用意したのは、メガネをかけている写真 どうやらそれがいけなかったようだ 慌てて、写真屋を探す ビクトリア通りのローランドという店 探すのに30分くらいかかった 写真代50ペソ(約630円)を支払い、領事館へ戻る 次に渡した時は問題なく受け取ってもらえた 問題は最後にも待ち構えていた… 料金の275ペソ(約3450円)を支払おうとする が、おつりがないみたい どうやら、ピッタリの金額でみんな支払わなければいけないみたい 私はちょうど10ペソだけ足りなかった 仕方なく、隣のホステルに両替できるか頼みにいった 中に入ると、 「コンニチハ、トモダチ」 と、スタッフから笑顔で言われた 両替を頼むが、手持ちがないよようだった しかし、10ペソだけ足りないことを伝えると、10ペソを貸してくれた こうして、275ペソきっかり納めに、またまた領事館へ 何とか、手続きを終えた 申請用紙の下の方を切って渡され、翌日の12時に来るよう告げられた こうして、少し疲れて宿へと帰り朝食を取った メガネ無しの証明写真 ビザ料金ちょうどのお金 この2つに今日は苦しめられた… 2014年6月 アルゼンチン イグアスの滝

イグアスの滝

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6/21(土) 【プエルトイグアス】 今日は朝からCataratas (イグアスの滝) バスターミナルで往復80ペソの券を買う およそ1000円 会社はリオウルグアイ 快晴の下バスが出発 30分で到着 入園料215ペソ(約2700円)を支払う アルゼンチン人は80ペソのようだ 園内を走る列車の駅に向かう 掲示板に貼り紙 「GARGANTA DEL DIABLO CIRCUIT CLOSED (because of the level of the river)」 あっ… 悪魔の喉笛閉まってる… 昨日に続き、悪い流れ 最初の駅から1つ目の駅までは列車が走っていた そこから、ウォーキング開始 日本人観光客もちらほら コースに沿って歩いていく 水の流れる音も次第に大きくなってきた 人だかりができている そこまで行くと、滝が見えた 轟音をたてながら、とめどなく流れる水 虹もくっきり見える 下の川では、ツアーのボートが小さく見えた コースをどんどん進んでいく が、閉まっている場所も多い 島に行けるボートも閉鎖 川岸を見ると、流されたであろう橋の残骸 そんなこともあり、たった2時間で全部回ってしまった もう一つ、気になるコースがあったのでそちらに行ってみる 園内の至る所では、食べ物を狙っているハナグマを見かけることができる 鼻が長く発達している ビニール袋の音に敏感で食べ物があるとわかるようだ 実家にいる犬もそうだったことを思い出した そんなハナグマを横目に、帰りの列車に乗り込む 最初の駅近くから始まる Macuco Trail 7000m 往復2時間 途中ぬかるんだ道もありながら、ひたすら森の中を進んでいく トレランしたくなるようなコースだった コースの終点はもちろん滝 そこの近くでは、サルを見ることもできる 多くの観光客は訪れない すれ違う人も少なく、自然を堪能できる 久しぶりにトレッキングした 日が暮れると真っ暗になるようで、15時までには入場しないといけないよう きた道を帰ってくると、入場ゲートが閉められていた 悪魔の喉笛は見れなかったが、いいトレッキングができた 17

まさかの展開!!

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6/20(金) 【プエルトイグアス】 いつも退屈だった校長先生の話 そんな中で、唯一覚えている話がある それが、高校のときの校長先生 人生には3つの坂があるという話 「上り坂、下り坂、そしてもう1つは…」 「まさか!です」 今日はそんな「まさか!」の出来事の話… 寝たり、起きたりの繰り返し そして、やっと着いた プエルトイグアス 時刻は11時 到着は7時の予定 1つ目の「まさか!」 ・4時間遅れ 急いでブラジル領事館へ しかし、場所が分からない バスターミナルにはwi-fiも観光案内所もない ターミナルを出ると、女の子が地図を配っていた その女の子にブラジル領事館の場所を尋ねるが、わからないよう 地図を受け取り、15分くらい歩いて一度観光案内所へ向かう すると、バスターミナルから5分のところにあった 2つ目の「まさか!」 ・ブラジル領事館より、観光案内所の方が遠かった きた道を戻る ターミナルを出て、左に1ブロック コルドバ通り Hostel MANGO CHILLの隣 そこで見た光景は… 「Notice : June 20 closed (holiday)」 えっ… ミスった 3つ目の「まさか!」 ・今日ブラジルビザを取れない ということは、3日後の月曜日まで待たないといけない どうやら、国旗の日で祝日のようだ 仕方なく、近くのホステルにチェックイン 週末価格で1泊90ペソ(約1200円) 高い! コルドバで泊まった50ペソの宿が懐かしく感じる ノープランなので、午後から地図だけ持って散歩 イグアス河沿いを歩く 河沿いの広場にはフリーのwi-fiゾーンも設置されている Hito de Las Tres Fronteras という場所に到着 パラグアイ、ブラジル、そしてアルゼンチン これら3国の国境が交わるポイント 河の向こうはブラジル 河の向こうはパラグアイ そして、今いるここはアルゼンチン 不思議な場所 さぁ、明日はCataratas(イグアスの滝)に行ってみよう! 明日からはいい意味での「まさか!」に出会えるといいな 2014年6月 アルゼンチン プ

初めての長距離バス

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6/19(木) 【ブエノスアイレス ~ プエルトイグアス】 昨日はあっという間に過ぎていった 朝10時過ぎに友人の家を出発 ご飯と寝床を提供してくれた彼には、感謝してもしきれない 列車に乗りレティロ駅へ 駅の隣がバスターミナル 昨日調べ回った会社の一つで、次の目的地までのチケットを手に入れた プエルトイグアス カタラタス(イグアスの滝)がある場所 2週間ほど前、40年振りの大洪水があった そんな情報を、モンテビデオであった日本人から入手した 橋が流され、土色の濁流 彼から見せてもらった写真・動画は、ネットで見たものとは別の場所のよう 少し心配だが、行ってみよう それに、ここではやることがある ブラジルビザを手に入れること 昨日、友人のパソコンを借りてやっていたのは、このための書類作り 金曜日に申請すれば、当日受け取れるらしい バスが遅れることも踏まえると、日程的にドンピシャ バス会社はexpreso singer 13:30発、翌7:00着 650ペソ(約8200円) ヒッチハイクは封印し、バスで行く さすがに1300㎞は遠すぎる 案の定、バスは40分遅れて出発 早めにチケットを買いにきたので3時間冷えるターミナルで待った 青い2階建バス 2階の33番の席につく いくつかのターミナルに立ち寄りながら進んでいく バスの前には、何故か1時間早められた時計が表示されている テレビには映画が流れているが、スペイン語字幕で音声が聞き取りにくい 夜10時半に軽食のサービス ハンバーガーサンドウィッチとピザパン、ビスケット 飲み物にスプライト 快適すぎる移動で、何だか気持ち悪くなった 日記をつけようとするも、文字を見ると酔ってしまう 頭もボーっとする 何度寝したか分からない 寝たり、起きたりの繰り返し 明日の朝にはプエルトイグアスに到着だ… 2014年6月 アルゼンチン ブエノスアイレス フエルサブルータ

2週間ぶりのブエノスアイレス

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6/18(水) 【モンテビデオ ~ ブエノスアイレス】 月曜日に宿に着いたとき、フェリーのチケットを買っておいた モンテビデオからブエノスアイレス 来たときと同じBuquebusという会社 モンテビデオを深夜3時発の便が最安値 565ウルグアイペソ(約2500円) 来たときよりも安い 220アルゼンチンペソ(約2700円)でコロニアまでだったので、大分割安だ E-ticketは宿に頼むと、無料でプリントアウトしてくれた 12時までは、日本人の男性やフリーツアーが同じだったデンマーク人らと談笑していた 11時を回ると、彼らは眠りに部屋へと帰っていった ホステルはコーヒーが飲み放題 眠気覚まし、体を温めるために飲んだ また、シャワーも浴びてサッパリした 1泊の値段で、翌日の24時過ぎまで滞在できて良かった 24時半過ぎ ホステルを出発 ターミナルまで歩いて40分 フェリーが出るコロニアまではバスで移動 3:15発だったが、2時半頃には乗車し、満席になるとすぐに発車 5時前にはコロニアに着いていた 昨日のビール2杯とウイスキーが効いて、バスの中ではずっと寝ていた バスに乗る前に預けた荷物はそのまま船へ運ばれる 何も持たずに、イミグレーションへ すでに多くの人がジグザグに並んでいた 欠伸の伝染が止まらない ジグザグに並んでいるため、対面の人がすると自分、 そして反対側の列の対面の人へと移る 朝の5時過ぎ 誰だって眠たい時間 イミグレーションで、無事にスタンプをもらい、待ち合い室で1時間ほど休息 日記をつけながら、乗船を待つ Wi-fiもつながったので、メッセージなどのチェックを済ませる 6:30出航 7:30着 来たときは3時間かかって、もっと大きな船だった が、今回は高速船 ここでも、ずっと寝ていた 港につく頃には、水平線が明るくなり始めていた ターミナルへ降り、荷物を無事にピックアップ 2週間振りのブエノスアイレス その足で、今度はバスターミナルへ 次の目的地までの値段を各社に聞いて回った 一通り済むと、友人の家に向かった 列車の券を買うと、以前の半分の値段3ペソになっていた 10時頃に到

船に揺られて3時間

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6/1・2(日)(月) 【ブエノスアイレス ~ コロニア】 FERZA BRTAのショーが終わると、港へ向かった とうとう出発の日がやって来た 23:15の船でお隣ウルグアイへ 気付けばアルゼンチンに1ヵ月 2週間は、ブエノスアイレス 友人には本当に感謝している タダで泊めてくれ、ご飯も作ってくれた いろんな観光地やイベントに連れて行ってもらった 家族の食事に招待してくれた たった1日、いや半日 コルドバのホステルで会っただけ あの時の出会いがこんなにも、発展するとは考えてもいなかった 別れるのが、この旅で一番辛かった 港へ向かう途中、車のステレオから流れる音楽 何でもない音楽のはずなのに、悲しく聞こえる 港に着くと、チェックインの時間まで喋った お互いの今後や夢 メッセージ付きの写真もくれた 写真の裏には、前日に教えた日本語も書かれていた 「楽しめ」 拙い漢字 昨夜に教えたばっかりだったので、驚いた 力強い握手、ハグを交わしお別れ フェリーの中に入る 自由席のよう 窓際の席が一番早く埋まっていった コロニアという港に着くのは、深夜2時過ぎ 宿代を抑えるため、ターミナル泊をしようと決めていた そのため寝れる時に、寝よう 船内散策も別にいいや 夜の出発なので、窓の外を見ても面白くない そう思ってすぐに就寝 出航したのも気づかなかった 眠りから目を覚ます いつの間にか、船が止まっていた 到着時刻も過ぎていた かなり焦った 出口へ向かうと、まだ待機中だった 船で乗り過ごすなんて、洒落にならない 一気に安心した まあ、あとで調べたら船はここまでみたい 出口が開くまでベンチに座って待つ すると、女の子が近づいてきた 「Hola!」 と挨拶を交わす 彼女の口から次に発せられたのは日本語だった チェックインのとき、私が日本のパスポートを持っていたのをたまたま見かけたらしい 日本語を勉強中 だけど、南米では話す機会が無いと言っていた ウルグアイの東部プンタデルエステ そこに彼女の家がある そこには行くかどうか迷っていた しかし、彼女からのお誘いを受けることに お互い

さすがNo. 1

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6/1(日) 【ブエノスアイレス】 トリップアドバイザー第1位 それがFERZA BRTA 今、東京の赤坂サカスでも開催しているようだ 友人のfacebookやネットでの投稿を見て、気になったので調べてみた どうやら、ここブエノスアイレス発祥のエンターテイメントショー それならと思い立ち、行ってみることに 曜日と時間帯によって値段が変わる 150・170・190ペソ 東京公演が8000円くらいするらしいので、その4分の1の値段 私は日曜日の2回目の公演に参加 ちょうど真ん中の170ペソ 鑑賞ではない、参加である なぜなら、観客も立ちっぱなしで動きながら楽しむからだ 会場はクラブのようなハコの中 オープニングに太鼓の演奏 次にワイヤーで吊られた出演者が、ストーリー仕立ての演技 下には、可動式のベルトコンベアが置かれ、テーブルや椅子なども出てくる また、巨大扇風機で風を吹かしたり、シャワーで雨を降らせる 白い紙吹雪が強風で舞う 男性がその中を歩いたり、走ったり、時には銃に撃たれたりする 次に登場したのは、ライトアップされた銀色のカーテン 観客全員を包む大きなカーテン 2人の女性がそのカーテンでおいかけっこ ワイヤーに吊られた空中で、かつ体は横向きの彼女達 かなりの腹筋が必要だろう ここからがFERZA BRTAの目玉 巨大水槽ショー 天井からアクリル板のような透明の四角い水槽が降りてくる 会場いっぱいの大きさ ずっと上を向いていたので、途中首が痛かった 水槽の中で4人のワンピースを着た女性らが縦横無尽に動き回る 水槽が傾き、流されたり、滑ったりする 飛び跳ねる 水槽をおもいっきり叩く それにより、水しぶきが面白い動きをする 濡れた服を着た長い髪の4人 下に履いた水着は丸見え 水槽にピタッとくっつき、演技するので、少しエロチック 観客の手が届く位置まで降りてくる水槽 出演者の表情が分かる それも魅力的だった 水槽ショーのあとは、ステージ上でダンス 段ボールやテーブル、椅子をめちゃくちゃにする 途中で、観客の所へ降りてくる 手には、紙吹雪が詰まった四角い発泡スチロール それを観客に配り、友

出発を延期する…

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5/28(水) 【ブエノスアイレス】 この日の夜 今いるブエノスアイレスを発つ… 予定だった がっ!! 「友人からもっといて欲しい!」と引き留められる チケットの予約を延期 もう少し居候させてもらうことにした この日は、日本庭園とラボカ地区、プエルトマデロ地区 この3つを逍遥 友人の車で途中まで向かう そこから自転車 1時間無料の自転車サービスを市が行っている 1時間毎に、自転車の更新 1時間を過ぎてしまうと… 市内の各ポイントに設けられたステーション ここで、自転車を借り、別の場所で返すことも可能 書類などの手続きが必要だが、友人のIDで借りてもらった 友人は車に積んできた、自分のにまたがる 性能の違いか、友人はドンドン進む マジでこがないと、おいていかれる 久しぶりの自転車 風が気持ちいい ただ、コンタクトを付けた目にゴミが入る めちゃくちゃ痛い ロサリオのホステルで一緒だったジャーナリスト 彼から教えてもらった場所 それが日本庭園 次はブエノスアイレスに行くこと、日本人であること そう伝えると、ここのことを教えてくれた こじんまりとした庭園 入園料32ペソ 園内の道や橋、池、浮島などには日本の都市名がつけられている 例えば、lago Tokyo, puente Yamagata, patio Hiroshimaといったように 地元の県も見つけた お土産屋の横にはおみくじもある 次に向かったのはラボカ地区 有名なのは、サッカースタジアムとカミニート ボカジュニアーズの本拠地 友人もこのチームのサポーター スタジアム内に入ることも可能 私たちは自転車の1時間という制限があるため、中には入らず… そこから2ブロック離れた場所がカミニート カラフルに彩られた住居 石畳の道路 お店の前では、タンゴの衣装を着た男女 道路脇には露店が、絵や写真を販売 カミニートの街並みやタンゴの絵 どれも色使いが鮮やかだ 昼ごはんは、川沿いのベンチで 家から持ってきたチーズ、トマト、アボカド 途中で購入したパン それらで、サンドウィッチを作って食べる 目の前には川が流れる

アルゼンチンの一般家庭におじゃまします!

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5/26(月) 【ブエノスアイレス】 午前中、家で友人と同僚らがミーティング ミーティングといっても、セッション ギターや太鼓の音合わせ その間、私は駅近くのマックへ 友人の家には、wi-fiがあるが、パスワードを忘れたらしい そのため、ここ1週間はこのマックで日記をつけていた 夜になると、彼の姉が訪ねてきた 彼女と一緒にやって来たのは、1歳児の女の子 やっと歩けるようになったくらい まだ足下がおぼつかない 姉もパソコンを使いたいよう 友人は乱雑な机上を捜索 しばらくすると、wi-fiのパスワードが書かれた紙を手に持っていた それから、家でもネットが使えるようになった 姉の夫も合流し、みんなで友人、姉の両親の家へ 家までは歩いて30歩 すぐ近く! 家の中には、妹夫婦とその子供が先に到着していた みんなに挨拶を交わす 右頬を互いにくっつけてキスをする はじめは、戸惑っていたが1ヵ月もいれば、慣れてきた 夕食まで、子供たちと遊んだり、スペイン語、英語混じりで会話を楽しむ 夕食の時間はもちろん10時過ぎ 子供たちもまだ起きている というか、元気が有り余っている 中学生まで9時に寝ていた私には、ちょっと考えられない… 10人と犬1匹で大きなテーブルを囲む ご飯はデリバリーしたピザ アルゼンチンでのピザの食べ方は少し変わっている ピザの上にフェイナというものを乗せて食べる 見た目は、チーズケーキみたい そのため、ピザを2枚重ねたような形でかぶりつく 初めて知って、少し驚いた 食事中、ずっと犬がピザを狙っていた 椅子に座っている私の膝に前足をかける 鼻をヒクヒク、尻尾をフリフリ 実家にいる犬を思い出した 食後のコーヒーも頂く 妹夫婦の子は3歳の男の子 家の中をすばしっこく走り回る 大声を出して歌う やんちゃな盛りだ 彼らが先に帰ると、賑やかだった食卓も少し落ち着いた やっぱり、大勢でご飯を食べるのは楽しい 1人暮らしのときは、外食かコンビニ弁当 家でテレビをつけながらの食事 そうしないと、シーンとするからだ 大人数だと時間が過ぎるのも早く感じる 楽しい時間は早く過ぎるとはよくいった

サタデーナイト?

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5/24(日) 【ブエノスアイレス】 アルゼンチンの夜は長い サッカー観戦のあと、しばし小休止 まだ予定がある今夜 コルドバで会ったもう一人の友人と合流 彼のお家でサパショという料理を食べる 23時頃に食べる夕食 ご飯の時間だけは、まだアルゼンチンタイムに慣れない 途中でお腹が空く 今夜の予定とは、ライブ kumbia samurayというコピーバンド クンビアというジャンル 半数は日系人のメンバーで8人組 以前は全員日系人だったようだ ライブの前に、前座でマジックがあった 切れたロープをくっつける トランプを使ったもの 数字を言い当てるもの おなじみのマジック 観客にも手伝ってもらいながら行う これが、案外面白かった スペイン語が分からない私には、こういう見て楽しめるものは良い バンドの演奏もかなり盛り上がった そこまで大きくないライブハウス ピョンピョン跳ねる観客 胴上げされる観客 日系人バンドなので、マジンガーZやドラゴンボールの演奏もあった 頭上のプロジェクターには相撲の取り組みが流されたりした 以前会った日系人の方にも再会 今日は照明の裏方をやっていた ライブハウスのロビー 煙草の煙、マリファナの匂いが充満している 深夜1時に始まった演奏は3時過ぎまで続いた 終わってからは、お酒を飲みながら立ち話 気づくと5時を越していた そこから帰るかと思いきや、別の場所で行われているパーティーへ 大音量の音楽が流れる、暗い室内で踊る チカチカ光る照明 どこの国もパーティーは同じようだ 違うのは、流れる音楽と飛び交う言語くらい そうして、パーティーの片付けが始まる時間までいた 帰る頃は、空が白けていた 冷たい朝の空気 吐く息が白い 小刻みに震えて体を温めながら、家に到着した ベッドに入ったとき、時計の短針は8を指していた サタデーナイトが終わりを告げた… いや、もうサンデーモーニングか… 2014年5月 アルゼンチン ブエノスアイレス

土曜学校に参加@ブエノスアイレス

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5/24(土) 【ブエノスアイレス】 アルゼンチンタイムに慣れてきた 少しずつ、少しずつではあるが… 今日は昼から、居候させてもらっている友人の仕事へついて行った 行先は小学校 曜日からも分かるように、授業は無い 解放日 30人以上の小学生から高校生が集まる スポーツをしたり、音楽を聞いたり、遊んだりする ダンス、バレー、バスケット、もちろんサッカー 友人や彼の同僚らは、子供たちにダンスの振り付けを教えたり、世話をしている 町の小学校で子供たちを集めて活動させる 小さな楽団を呼んで、演奏を聞かせる おやつにサンドウィッチやジュースを配る 言い換えれば、ボランティア活動のようなもの これが彼の仕事のうちの一つようだ 2階建ての小さな学校 角にあるため、三角形の形をした造り 建前中央が中庭になっている そこでスポーツをする 入口左手には、広めの共有スペース 中央ではダンス 後ろの方では、本を読んだり、絵を描いたり、チェスをしている みんな仲良く楽しんでいる 友人も人気者のようだ よく子供たちから名前を呼ばれている 本当に元気な子供たち おやつもおかわりする ふと友人の言葉が、脳裏に浮かんだ 移動中の車内 「今から向かう場所はあまり裕福でない地域で、中流階級よりも少し低い」 ブエノスアイレスの周辺にはvillaと呼ばれるこのような地域が多くある おやつをおかわりするが、なかなか食べようとしない子供たち どうやら家に持って帰る分を溜めているよう それを見て、複雑な感情が芽生える 特に小さな子が、そうしているのを見ると、一層心をしめつけるものがあった おかわりしようと伸ばした手を、ひっこめる 共有スペースで一緒におやつを食べたあとは、音楽鑑賞 6人組の男女から成る楽団 南米の伝統的な笛と太鼓の演奏 長さの違う筒状の木が、2段重ねに並んだ笛 見たことはあったが、その音色はまだ聞いたことが無い アルゼンチンカラーの白と水色の衣装と帽子を身にまとっている 笛も大きさによって異なる音色を奏でる 6人が作り出す音色が心地よい 男の子らは、そんなことより、サッカーのチャンピオンズリーグが気になるよう ち

オススメ!! 【Free Tour】

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5/22(木) 【ブエノスアイレス】 まだ慣れないアルゼンチンタイム 昨日は4時に寝ついた 9時に起きて、出発 昨日、一昨日と1日中雨のブエノスアイレス アルゼンチン人の友人宅から、どこへも行けず… やっと止んだ雨もまた降りだしそう そんな厚い雲が今日も、空を覆っている… 行き先はフリーツアー 11時と17時の2回 別のルートなので、2回とも参加した 午前はCongreso, Casa Rosada, Av. 9 de Julioなど ブエノスアイレスの中心地を歩いて回る 午後はレティロ周辺の貴族に関する建物巡り Plaza San Martin, Monumento a Malvinas, Cementerio de la Recoletaなど 女性ガイドが歴史を解説しながら、移動する また、アルゼンチンのスラングなども教えてくれる ・アルゼンチンでは、写真を撮る時はチーズではなくウィスキーと言う ・7月9日通りは独立した日が由来で、140mの道幅は南米で最も大きな通りだった ・でも、ブラジリアに150mの通りができて、2番になった ・サブマリノというミルクにチョコバーをつけながら飲むスタイル ・アルゼンチン人がよく使うジェスチャー ・整形が簡単にできること 他にも、いろんな話をしてくれた 午前と午後で同じ話はなかった 話の引き出しが多く、全く飽きない とても楽しい時間を過ごした 今まで参加したフリーツアーでは1番面白かった ぐずついていた天気も、なんとか持ちこたえた 途中、晴れ間をのぞかせる かと思えば、パラパラと小雨が降りだす それでも、苦にはならない 初対面でしかも多国籍の人らと一緒にツアーできるのは貴重な体験 オススメのツアー また、午前と午後のツアーの間にEl Ateneoという書店にも訪れた 美しい書店として有名 以前はシアターとして使われており、ステージなどそのまま 吹き抜けの天井が高く、荘厳な内装 おしゃれ過ぎる本屋さん 合計5時間のウォーキングツアー 気持ち程度のチップで、誰でも参加できる 予約も不要 途中で参加して、途中で帰ることもできる ノープラン旅でめんどくさがりの私

アルゼンチンTIME

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5/19(月) 【ロサリオ ~ ブエノスアイレス】 居心地の良かったホステルを夜11時に出発 ホステルのfacebookページに写真まで撮ってくれた とてもフレンドリーなスタッフら 0:22発の列車に乗り込む 次の目的地 ブエノスアイレス 9時間の移動 また、あの直角で硬めの座席に座る 夜通し走る列車 今回はグッスリ眠れるだろうとタカをくくっていた 予想以上に揺れる車内 薄いクッションの座席 やっぱり、前回同様、浅い眠りの繰り返し 列車の到着も1時間遅れ コルドバからの乗客だと、20時間以上 この列車に乗っている Retiroというブエノスアイレスの中心地 その駅に着くと、とある場所へ向かった 別の列車に乗り換え、4つ目の駅で降りる ショッピングモール内のマクドナルドでwi-fiを拾う 地図で住所を確認 歩いて10分 閑静な住宅街 遠くから聞こえる ポーッという列車の汽笛 カンカンカンと鳴る踏切 そんな町にある1軒の家 チャイムを鳴らす 1人の男性が出迎えてくれた 彼とはコルドバの宿で会った たった一晩だけの付き合い それにも関わらず、ブエノスアイレスに来たら、家に来ていいよと誘いを受けていた 彼は友人と一緒に自転車でコルドバの方を旅していた その帰り道に泊まった宿 そこに私がいたのだ 彼らは、一足先に列車でブエノスアイレスへ そして、今日再会 自然が好きな彼 好きすぎて、肉は食べない 動物を食べることをあまりよく思っていないからだ そんな彼に食事をご馳走になる もちろん、野菜がメイン 蒸した野菜にガーリックマヨネーズのソースをつけたシンプルなもの これまた旨い ホクホクのじゃがいも みずみずしい、なすび ナイフをいれると、じゅわっと汁が溢れた 甘いにんじんなど それらに、ピリッとしたマヨネーズソースをつけて頂く 素材の味が存分に伝わる 夜になると、一緒に旅をしていた友人宅へ自転車で向かう 彼とも再会を喜ぶ 家の中にはもう一人 祖父が沖縄出身という方もいた 日本語はほとんど話せない お土産に柿ピーとお茶漬けを頂いた 彼ら3人は芸術関係の仕

とても疲れたが、充実した1日

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5/17(土) 【ロサリオ】 深夜2時に外出 ホステルで仲良くなったイスラエル人たち 彼らと向かった先は… クラブLOTUS 南米の音楽 たまにaviciiなど欧米でも人気のある曲もかかる 集う若者の男女 軽快にステップを踏む者 お喋りを楽しむ者 女の子を口説いている者 この暗い空間にいるそれぞれが、自分の時間を楽しんでいる そんなところは、他の国と変わらない 私は… 日本人、いやアジア人が珍しいのか 男女問わず、声をかけてくれる イスラエル人の彼らと、一時、はぐれてしまった 少し不安になる が、後に見つけることができた はぐれている間は、踊って楽しんだ というか、暗くて人が密集した空間 そんな中で、探し出すのは困難 しばらく、うろうろしたが見つからない 探すのを諦め、他の人たちと踊った アルゼンチンはあらゆることが、日本よりも遅い 食事を食べる時間帯も、夕食なら9時、10時 クラブが開くのも2時から 閉まるのは8時 などなど そのため、途中からは踊った疲れもあり、眠くてたまらなかった 宿に帰って、朝食を食べて、ベッドに入ったのも束の間 2時間後には、ホステルのチェックアウト その後は、ロサリオのフリーツアーに参加する予定 少し寝坊したが、何とかチェックアウトに間に合う アラームに気づかないことは、めったにない私だが、この日は違った そのくらい爆睡してしまった 昨日、無事に新しい宿の予約もできた 何の心配事も無く、予定通りフリーツアーにも参加 ガイドが2人いて、英語かスペイン語のどちらかを選ぶことができた 国旗記念碑やチェ・ゲバラの生家、スペイン公園など 2時間のウォーキングで狭い範囲を回る チェ・ゲバラの家なんかは分かりにくいところにある そのため、1人だと気づかなかっただろう 標識が無いと、それだと気づかない そのくらい、ひっそりしていた フリーツアー後は、一緒に参加したアメリカ人カップルと食事 彼らは、カウチサーフィンなどしながら、南米を回っているようだ ところで、新しい宿はというと… 工事中 看板も無い 予約の時、チャイムを鳴らしたが、なかなか出てこない

南米の旅はこいつに頼る!

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5/15(木) 【ロサリオ】 アルゼンチンで三番目に大きい街 「アルゼンチンでも重要な街の1つ」 「ブエノスアイレス、コルドバ、そしてロサリオ」 「あと、メンドーサも…」 そう、教えてもらった パタゴニアから犬と猫を搬送していた車 それをヒッチハイクしたときのことだ こういうこともあり、ロサリオを訪れることにした 昨日の深夜に到着し、宿代を1日浮かすために、ターミナル泊 コルドバと同様、バスターミナルで寝るのはどうやら禁止のよう ベンチに横になると、警備員に注意された やっぱり、サンルイスのバスターミナルが一番良かった ・ベンチに横になれる ・Wi-fi有り、充電もできる ・トイレも無料 これだけ揃えば、言うこと無し 交番の前のベンチに陣取る そこが一番wi-fiの電波が良かった 夜が明けるまで、ひたすら待つ 座って寝ようとするが、すぐに起きてしまう それを何度か繰り返す 硬いベンチ、明るい照明 ターミナルの中には、24時間営業のお店がいくつもある 外に出て、100m歩けばマクドナルドもある 6時間後 おじさんが口笛を吹きながら、ターミナル内を掃除 外も明るくなり、8時になったので、行動開始 宿に向かう この旅、初のユースホステル ユースホステルメンバーなので15%の割引が効く メンバーでない人も「Get South」という冊子があれば10%off これも、ヒッチハイクで得た情報 メンドーサからヒッチハイクした車で、この冊子を頂いた これには、チリ、アルゼンチン、ウルグアイの情報が満載 都市の説明や南米料理について ローカルスペイン語の表 ホステルやアクティビティの割引がついている ただし、元の値段が載っていないので、事前に調べる必要がある ノープランの旅なので、こういうものは重宝する 空港やバスターミナル、ホステルに無料で置いてあるらしい パスポートより一回り大きな冊子 名前からも分かるように、英語で書かれてある そうして辿り着いたホステル 1泊80ペソ、週末は95ペソ デポジットが25ペソ ここから、デポジット代を除く、宿泊費が割引される 3泊の予定が、2泊までしか出来ない

ついに脱出&偶然の再会

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5/14(水) 【コルドバ ~ ロサリオ】 ついに、この日が来た トラブルもあって、10日もいたコルドバ やっと脱出 14時に駅に向かうと、既に行列ができていた ザックを預け、搭乗手続きを済ます 102号車、21番、通路側の席 背もたれが直角の席に、腰掛け発車を待つ ほぼ定刻通りに出発 隣の席にはブエノスアイレスまで行くという女の子 前の2列には、パワフルなおばちゃん、おじちゃん集団が陣取っている 10時間の旅 のんびりと走る列車 外を見ると、何台も車が追い抜いていく 汚れで不透明な窓 線路脇の伸びきった樹木の枝が、ガシガシと時折激しく窓を叩く 踏切の近くでは、ポーッと何度も鳴る汽笛 振動が直に伝わるほど、揺れる 快適な旅とは言えない が、一番安い席なので仕方がない 2ヶ所の駅に止まり、いよいよ次が目的地 夜10時を過ぎても、前の席のおばちゃんらの声は止まない 元気過ぎる 隣の女の子は少しうるさそうに目を閉じている それでも10時半に消灯すると、車内は静かになる 時間通りに走る列車 私としては、近くのバスターミナルで1泊するつもりなので、遅れて欲しい そんな願いも空しく、30分も前に到着 時刻は0時少し前 ロサリオ 海外の列車のイメージが変わった 時間通り 荷物も無事 その上、安い(22ペソ) 学生だと、もっと安くなる これなら、10時間乗っていてもいいと思った さて、ここからどうしよう… 辺りは真っ暗 駅からバスターミナルまではタクシーで行った方がいいと、駅員に言われる 歩いて行くのは少し怖い 以前の反省も踏まえる かといって、流しのタクシーも怖い 初めての土地 しかも深夜 何もかもが疑心暗鬼になる そこで、駅に見送りにきた車を発見 声をかけてみる すると、快くバスターミナルまで送ってくれることに 親子と黒い犬 5分くらいで到着 タクシーだと、およそ30ペソ ターミナル内をうろうろ Wi-fiを探す ベンチに座り、落ち着いたのも束の間 ニコニコしながら、青年がこちらを向いて話しかけている まさかの再会! コルドバのホステルで1日だけ同じだっ

またもやっ!! 浴びる南米の洗礼

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5/11(日) 【アルタグラシア】 事件は宿に帰ってくると、起きた… 早く、コルドバを脱出しておけば良かった そう後悔させるような出来事 … 今日は以前、調べていた場所へ コルドバからバスで1時間 往復38ペソ アルタグラシア ここには、チェ・ゲバラの家がある バスが町に近くなるにつれて、霧が濃くなってくる この町には湖がある 天気は霧雨 バスターミナルから歩いて20分 目的地に到着 こじんまりした佇まい 周りの家と変わらない普通の家 閑静な住宅街に同化した博物館 入館料の75ペソを支払い、中に入る 英語のパンフレットをもらい、順路通りに見て回る 家族の写真、少年時代からの写真 机、バイク、服、 チェ・ゲバラに関する様々なものが展示されている 小さな家なので、30分もあれば十分 天気も悪いので、もうコルドバに帰ることに バスターミナルに着くと、小雨の中、急ぎ足で宿に戻る 部屋の鍵を取り、中に入る ない! 無い! ナーイ! お金が… やられた… 留守中に昨日から泊まっていたルームメイトに取られた 部屋には、そいつしかルームメイトはいない 800ペソ、約1万円 このお金で、5月中は頑張ろうと思っていた矢先 ATMで、クレジットカードが使えず、持っている3枚のカードを総動員した そうして、やっとの思いで引き出した現金 幸いパスポート、書類、クレジットカードは無事 宿だから大丈夫と安心しきった私 それが甘かった 1週間の内に強盗に襲われ、宿で置き引きにあう なくなったiPod touch、カメラ、800ペソ ここはアルゼンチン 日本とは違う もう戻っては来ない はぁっ、と大きなため息が漏れる 南米をなめていた 南米だからか、厄年だからか いや、自分の甘さが悪い! 早くコルドバを、いや、南米を脱出したい そう、切に思いこむような出来事 節約しようとした結果が、コルドバでは全て裏目に出ている 嫌なことがあると、ふさぎこんでしまうタイプ 食欲不振になり、ずっと寝込む 他人に相談したりするのは苦手 自分で、何とかする 昔からそうしてきた だから、こう

2週間振りの日本語

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5/10(土) 【コルドバ】 以前、facebookで付近のイベントを検索した すると、こんな言葉が! 【Kame-Hame-Ha!!!】 気になって、詳細を見る どうやら、オタクが集まるイベントのようだ まぁ、やることもない 30ペソだったので参加する 日本にいる時は、こういうイベントに参加したことがなかった 規模はさほど大きくない バスケットボールのコート、一面くらいの会場 15分ですぐに売場を見終え、立ち尽くしていた 10時から20時までが開場時間 11時過ぎに行ったが、天気も悪いせいか、客足はまばら 海外のコスプレイヤーは、レベルが高いと聞いていた そのため、少し期待していたが、あまりそうでもなかった… カラオケ大会やホットドッグ早食い大会、カードのバトル大会など やはり、若い世代が目立つ 中学、高校生くらいの男女 売場にはポケモンの被り物 ワンピースやナルトといったマンガ フィギュアや缶バッチ、ポスター その他もろもろ 会場内に響くアニメソング そんな中で、ボーッと立っていた すると、1人の女性に声をかけられた 黒っぽい衣装に奇抜な髪型 サイドを刈り上げ、黒髪にオレンジのメッシュ メイクはメタル系 目が合うと、反らしてしまうようなタイプ だが、彼女から驚きの一言が! 「日本人ですか?」 まさかの日本語で話しかけられた 会場を見て回った感じ、日本語が喋れそうな人は見当たらなかった ここは南米 英語もあまり通じない そんな中での日本語 見た目とは裏腹に、綺麗な日本語を巧みに操る そういえば、南米に来て、初めて日本語を喋った 彼女はチリ人で日本に5年住んでいた 美術が専攻 今後は医者になりたいそう 日本に興味を持ったのは、やはりアニメの影響 このイベントには、似顔絵を描くブースを友達と出店するために来ていた 特にすることがなかったので、彼女のブースにお邪魔することに 話を聞いたところ、アルゼンチンは大学が無料らしい それはアルゼンチン人に限ったことではない 外国人も無料 特にコルドバとブエノスアイレスの大学は南米では評価が高い 医者になるための学費は高いのは、どこの