10/9(木)
【サンホセ ~ グラナダ】
深夜3時
私は1人でザックを担いで、サンホセの街を歩いていた
満月が綺麗な夜
日本では皆既月食だったようだ
昼間は気づかなかった銅像が目に入る
それと同時に、人影だと思ってハッと警戒する
1人でビビりながら夜のサンホセを歩く
通り道のCalle 10は青果店の通り
深夜3時にも関わらず、トラックからいろんな果物を下ろし、店先に並べていた
無事にターミナルに到着
Transportes DELDU S.A. 社
3時半頃から、バスが出ていると聞いていたが、バスの時間を聞くと4:50とのこと
4625コロン(約940円)
日記をつけて、出発まで待つ
時間になり、バスに乗り込む
座席は狭い
エクアドルのグアヤキルからキトまで乗ったバスと同じくらい
出発してしばらくすると、いつもの如くスコールが降ってきた
窓側の席に座っていると、雨が漏れ出してきた
眠たかったので、気にせずに寝ていたが、どうしても気になる
朝ごはんの休憩でバスは7時頃に停車
外に出ると、パンツまでぐっしょり濡れていた
ポケットに入れていた紙幣も湿っている
上着はレインジャケットを着ていたので大丈夫だった
休憩から帰ってくると、雨で私の座席はびしょびしょ
バスのカーテンを使って、雨漏りを防ぐ
座席にはハンドタオルを敷く
それで何とかしのいだ
国境には11時に着いた
雨は降り続いている
6時間、ほぼ予定通り
ここで、コスタリカの出国税を払う
7ドル(約750円)
レシートの内訳を見ると、出国税5ドル、荷物代2ドル
法律第9154条によるらしい
それを機械で行うのだが、それに手こずった
クレジットカードを読み込んでくれない
と思っていたが、差し込んだカードを一度取らなければいけなかった
ATM のように、カードを入れっぱなしにしていたのが悪かったらしい
支払の機械は1台しかなく、並び直していたら30分も経ってしまった
何だか、コスタリカとはあまり相性が良くないらしい…
前にいたニカラグア人のおばちゃんは、近くの銀行で支払っていた
手こずった者同士で仲良くなった
一緒に歩いて、ニカラグアのイミグレーションへ
途中、二度のパスポートチェック
コスタリカ側の警官とニカラグア側の警官
おばちゃんについていったので、イミグレーションまで迷わず行けた
イミグレーションカードを書いて、チップをもらおうとする客引きがいたが、
カードだけもらって、あとはおばちゃんがあしらってくれた
イミグレーションの使用料か分からないが、1ドル(約110円)の支払
そのあと、机に座って入国者の情報をひたすら書いている人達のところへ
それが終わると、やっと審査官のもとへ
ここで、さらに入国税の12ドル(約1290円)
この3段階を経て、やっとスタンプをもらったときは12時半過ぎ
ブラジル、ボリビア間には敵わないが、
久しぶりに出入国でこんなに時間がかかってしまった
その後も、おばちゃんに付いていき、バス乗り場へ
国際バスは10ドルでグラナダまで乗せると言っていた
私たちはローカルバス
グラナダ直通はないので、途中で乗換
バスはニカラグアの首都マナグア行き
80コルドバ(約330円)
77コルドバとかいいながら、100払って20しか返ってこなかった
右側には風力発電の風車がいくつも建っている
グラナダとの分岐点で降ろされる
料金係のおじちゃんがここで乗換と教えてくれた
コスタリカから一緒にいたおばちゃんともここでお別れ
一緒に降りた数人もグラナダに行くということで、ついていった
5分で来たバスに乗換
8コルドバ(約30円)
欧米人のバックパッカーを拾いながらバスは快調に進む
14時過ぎ
目的地グラナダに到着
ホステルまで歩く
バスはどこで降ろされたか分からないので、ホステルの場所を人に尋ねる
すると、どの人も親切
優しく丁寧に教えてくれる
そのおかげで、ホステルに無事チェックイン
11人ドミトリーに私1人だけ
それでいて、値段は5ドル(約540円)
今日は移動続きで、まだ何も口にしていなかった
荷物を置き、来る途中で見つけた市場へ直行
ここでも、食堂を探していると言うと、あっちだよと親切に教えてくれる
それも1人じゃなくて、そこにいる何人も
食堂のお姉ちゃんたちも明るくて元気
そして、何より気さく
めっちゃお腹空いてると言ったら、大盛りにしてくれた
70コルドバ(約290円)でお腹いっぱい食べた
本当に優しくしてくれる
この街に来て、既に何人から優しくしてもらっただろう
すぐに、私はこの街が好きになった
ホステルで一休みしたら、小雨がパラつく中、街歩きへ
広場を歩いていると、オーストラリア人に飲みに誘われた
少し街歩きをしたあと、彼らと合流
同じように彼に誘われた欧米人バックパッカーらが何人もいた
アメリカ、オーストラリア、ドイツ、ブラジル、フランス
20人以上の大所帯になった
たった一人の彼が築いてくれた出会いの場に感謝
深夜3時からの移動で疲れているはずの体も、一気に疲れが飛んだ
カラオケバーにも行った
オーストラリア人がタイタニックの曲を熱唱
あんなに盛り上がるとは思わなかった
この街は1泊して移動しようと計画していた
が、滞在を延長したのは言うまでもない…
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2014年10月 ニカラグア グラナダのバー |
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