5/21(木)
【サパレヴァバニャ ~ リラ】
ログハウスで起床
ベッドから出ると、かなり冷えた
それもそのはず
標高が1200mちょっとある
あまりの寒さにジャケットをはおり、靴下を履いた
準備を整え、登山開始
いきなりの急斜面
プラス砂利道
さらには、水がチョロチョロと流れている
歩きにくいこと、この上ない
1時間歩いて、休憩所に到着
ベンチに腰掛け、朝ごはん
ガスバーナーでコーヒーを作る
缶詰のバタービーンズも温める
昨日買ったストーンブレッドと一緒に頂く
質素な食事も山で食べると、ご馳走に化ける
横の登山道にはゾロゾロと他の登山客が上っていく
食べ終わると登山再開
相変わらず道は悪い
遂には雪まで現れた
ブルガリアの山も手強いようだ
この辺り一帯はスキー場でもあるようだ
スキー用のリフトがあるが、今は運行していない
しばらくリフトに沿って歩き続けると、山小屋が見えた
中に入って情報収集
私たちの計画は山を越えて、リラに行く
それが可能かどうかを確認する
山小屋にはwi-fiも通っていた
どうやら、山を越えてリラに行くのは難しいようだ
アルバニアのバルボナに続き、今回もダメ
それでも、この先のリラ湖群には行けるようだ
7 Rila lakes
1時間ほど坂道の雪道を登り続ける
所々雪が溶けた地面には、紫色の小さな花が咲いている
辺り一面は真っ白
太陽の照り返しがかなり眩しい
写真を撮っても、真っ白になってしまう
肝心の湖はというと、凍っている…
町の看板に載っていた写真とは全然違う風景
この先、進んでも価値はあまり無いように感じたので、一旦休憩
このあとの、計画を練り直す
山小屋の情報によると、滝があるようだ
そこを目指すか、このまま下山するか
他の登山客も、同じ場所で引き返す人が多かった
この先は雪も深くなり、斜面も急
来た道とは違う道で、滝を目指す
来た道を帰るのは、性に合わない
行きに見た景色をまた見るのはつまらない
少し遠回りになっても、違う道を選ぶ
ドイツ人の彼も同じ考え方だ
雪でびちょびちょになった道を歩いていく
すると、きれいな花畑に出た
登るときも咲いていた、紫色の小さな花がわんさかと咲いている
遠くには雪を被った山
青い空
白い雲
白い雪
紫の花
心地よいそよ風
さんさんと輝く太陽
訪れたことはないが、なんだか長野県の高原のイメージが浮かんだ
ここで昼食にすることにした
パスタを茹でて、ソースをかけるだけ
残ってあるパンと一緒に食べる
絶好のロケーションでの昼食
今まで食べたスパゲティでも上位に入る美味しさだった
ここでドイツ人がある提案をしてきた
「ここで1泊して、明日下山してからリラに向かおう」
「今、町に下山してもあの町では泊まりたくない」
と
賛成はしかねる提案
絶好のロケーションでのキャンプ
食糧もテントもある
しかし、時刻は只今昼の3時過ぎ
日が暮れるのは8時半以降
5時間以上もの時間をどう過ごすのか…
いくら景色がいいからといっても5時間もいたら飽きる
ここでキャンプしたいのは、確かに頷ける
私も賛成だ
いかんせん、時間帯が悪い…
天気も遠くの方で雷が鳴り始めた
灰色の大きな雲もこちらに近づいてきた
やむなく下山
下山する道もそんなに面白くはなかった
花畑がピークだった
アスファルトの道路になると、すぐにヒッチハイク開始
ドイツ人の彼曰く、アスファルトの道路は歩きたくないらしい
歩きながらヒッチハイク
車はなかなか通らない
が、2台目で捕まった
サパレヴァバニャにあっという間に到着
ミニマーケットでアイスを買って食べた
このまま、リラを目指すことに
4時過ぎ
日没まで時間はまだある
アイスを食べ歩きながら、ヒッチハイク開始
30分ほどでドゥピツァという町まで行く夫婦に乗せてもらった
ブルガリア語だが、よく話しかけてくれる
ジェスチャーでこちらがわかるまで、優しく説明してくれた
車が捕まりやすいハイウェイのガソリンスタンドまで送ってくれた
ここで1時間
リラとの分岐点まで乗せてくれるおじさんのトラックが止まった
子どものおもちゃが荷台にはいっぱい積んであった
リラまでの一本道でヒッチハイク
車の通りは少ない
30分待つ
ドイツ人の女性が止まってくれた
会話はドイツ人の彼に任せる
なかなか話が弾んでいるようだ
後から、彼に教えてもらったが、
ブルガリア語も英語もあまり喋れないで3年間ブルガリアに住んでいるらしい
久しぶりに話す相手がいて、たくさん喋ったようだ
そんなわけで、なんとリラ修道院までその女性に送ってもらった
8時前
リラ修道院到着
歩いて少し離れた駐車場に向かう
修道院の裏にある山にも登ったが、テントが張れそうな場所はなかった
この辺りは、雨が降ったらしく地面が濡れていた
暗い中、ヘッドランプをつけ芝生にテントを張る
夕食もパスタ
寝袋に足だけ突っ込んで食べた
食べたら、すぐに就寝
すぐそばには、川が流れている
結構、ドドドッッという流れの速い川
ちょっと音が気になるが、目を閉じた
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2015年5月 ブルガリア リラの山 白い雪山と薄紫の花のコントラストが絶景 |
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