片道航空券でインド入国

9/28(月)

【ネゴンボ ～ マドゥライ】

深夜2時半に出発

チェコ人、中国人夫婦と一緒にタクシーをシェア

何事もなく、空港に到着

タクシー代は彼らが払ってくれた

ありがとう

チェックインまで時間があるので、仮眠

4時半にチェックイン

受付の男性は日本語

終始日本語でやり取りを続ける

英語でのやり取りばかりに慣れていたので、逆にぎこちなく感じた

Mihin Lanka

シャルジャからコロンボに来たときも利用した会社

そのときは、バックパックの胸ベルトを破壊されたが今回は大丈夫だろうか

7:30発

コロンボ→マドゥライ行

10520ルピー(約8950円)

所要時間は1時間の予定

コロンボからキャンディに行くよりも速い

チェックイン後も仮眠

イミグレーションも簡単にパス

空港内では無料のwi-fiが飛んでいた

到着ロビーにはなかったのに

7時に搭乗開始

かなりスムーズ

しかし、不安要素が1つある

それは、片道航空券しか持っていないこと

旅行代理店ではツーリストビザはリターンチケットが必要だと言って購入できなかった

Mihin Lankaの受付でも、リターンチケットの提示を言われたが、発券してくれた

機内の隣席は空いていた

快適に寝れることだろう

離陸してすぐにビスケットと紙パックのジュースが運ばれてきた

1時間だけだが、機内サービスがある

それを食べて、また仮眠

次に目を覚ましたのは、着陸するところだった

キュルルとタイヤが地面にこすれる音で起きた

本当にあっという間

1時間でインドに到着

さて、問題のイミグレーション

体調が優れなかったので、トイレに行ってから並ぶと最後尾だった

しかし、それがかえって良かったのかもしれない

そのことはこのあと分かる

自分の番が来て、パスポートと記入したアライバルカードを渡す

予想通りリターンチケットを求められた

陸路で国境を抜ける意思を伝える

しかし、担当の男性の答えは変わらない

他の空港職員らが集まってきて、彼らからもリターンチケットを購入するよう促された

オンラインで購入するように指示された

しかし、私のすぐにバッテリーが切れるスマホでは困難

｢電子機器を持っていない｣

｢お金はスリランカルピーとクレジットカードがある｣

と、答える

そんなやり取りを空港職員とやっていると、パスンという音が！

イミグレーションの男性の方に顔を向けると、私のパスポートにスタンプを押していた

空港職員らも一瞬、驚いた顔を私は見逃さなかった

しかし、笑顔で

｢No problem｣

と言って、私にパスポートを渡し、先の通路へと通してくれた

私が乗客でイミグレーションを最後に通過した

他の窓口の担当者も仕事を終え、私のところに集まっていた

朝早くだったし、面倒くさくなったのだろうか

他の仕事仲間たちと雑談したかったのかもしれない

何はともあれインド入国

今回はバックパックも無事

思っていたよりもインドは優しい

余りのスリランカルピーをインドルピーに両替

レートは言わずもがな

目星のホテルまではタクシー

350ルピー(約640円)

普段なら使わないが、今回は早朝で疲れていた

さらにはイミグレーションでのやり取りにも疲れた

実際は15分くらいだったと思うが、イミグレーションではいつも気をつかう

ホテル周辺で残りのスリランカルピーを両替

しかし、かなりレートが悪かった

空港で全て両替しておけば良かった

手数料もゴッソリ取られる

銀行での両替はインドではやっていないようだ

銀行職員皆が

｢western unionに行きなさい｣

と、言ってくる

その他の貨幣のレートも確認したが、良くなかった

インドで正規のレートで両替できる場所は無さそうだ

ホテルの部屋

すぐにベッドの上に横になった

昨日からまともに寝ていない上、イミグレーションでのやり取り、

ホテル周辺での銀行、両替探し

これらでクタクタになっていた

夕方に起きて行動開始

近くにミーナクシーという有名なお寺があるようだ

入場料は50ルピー(約90円)

スリランカに比べると激安

思わず入場

スマホでの撮影は更に50ルピーのチケットが必要

しかし、すぐにツーリストトラップだと分かった

予想通りスマホで中を撮影しても、取り締まっているような様子はない

一画は撮影禁止になっていたり、ヒンドゥー教徒外の入場を断っていた

ここの見所はやっぱり豪華な門にあると思う

だから、お寺の中に入った後は、柱のある回廊を歩いたり、

中央にある池の周りに腰かけて佇むくらいしかない

いや、中にゾウがいた

子供たちの頭を鼻で撫でていた

目を見ると、ガラス玉のように綺麗な真っ黒の瞳だったのが印象に残っている

中にはお店があって、宗教関連のグッズやサモサなど軽いスナックなんかも売っている

夜になると、雨が降りだした

止むのをホテルで待機する

外に出てビックリ！

道が水没している

ちょっとした川ができている

ホテル前の道は側溝なんてない土の道路

茶色い水の中を車、バイク、トゥクトゥク、自転車、そして人々が行き交っていた

何だかインドっぽくなってきたぞ

何とか濡れないルートを選び、近くの食堂に入って夕飯

インド初日は平和そのもの

全然ウザくないインドだった

むしろ、優しい好印象

2015年9月　インド　マドゥライ　寺院の門